2023/12/15
コラム
きれいに塗装するにはマスキングが欠かせません。
マスキングテープは、手で切れるうえ、跡を残さずに剥がせます。
マスキングの注意点や、マスキングテープの種類などを詳しく紹介するのでぜひ参考にしてください。
マスキングテープを使う際は、主に4つの点にご注意ください。
少しのコツで、見違えるように完成度が高くなるはずです。
接着面が油分や水分で汚れていると、マスキングテープがうまく密着しません。すき間があいていると塗料が入り込んでしまうので、まずはしっかりと汚れを落としましょう。
マスキングテープは、簡単に貼ったり剥がしたりできるのが魅力です。しかしそのぶん粘着力が弱めなので、うまく貼ったつもりでも浮くことがあります。
マスキングテープを貼ったら、手や指でしっかり押してください。範囲が広ければタオルで押さえるのもおすすめです。なお、ドライヤーで温めながら押すとさらに密着力が上がります。
凹凸の面にマスキングテープを貼ると、すき間だらけになる可能性があります。この場合は、マスキングテープを貼った後にコーキングしましょう。
塗料をきれいに塗るためのマスキングテープですが、塗料が完全に乾いてから剥がすと、仕上がりに悪影響が生じかねません。
乾いた塗料がマスキングテープに付着したままだと、剥がすときに一緒に剥がれてしまったり、粘着剤が残ったり、きれいに剥がれなくなったりすることがあるのでご注意ください。
だからといって剥がすのが早すぎると、塗料が垂れたり飛び散ったりするかもしれません。
剥がすタイミングは、塗ってから15分~20分後が目安です。遅くても1時間以内には剥がすようにしましょう。
もしタイミングを間違えて上手に剥がせなくなってしまったら、カッターナイフで少しずつ切りながら丁寧に剥がしてください。
マスキングテープにはさまざまな種類があります。
用途ごとに使い分けて、きれいな仕上がりを目指しましょう。
一般的に、マスキングテープと聞くと和紙タイプを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
手で簡単に切れるため、作業がスピーディーにすすむでしょう。
クレープ紙にはシワ加工が施されています。シワがあるために伸縮性があり、曲線や凹凸面のマスキングに適しています。
また、耐熱性にも優れているのも特徴です。
フィルムタイプは主に、PVC(曲線向き)とポリエステルフィルム(直線向き)の2種類があります。
また、耐熱性に優れているのも特徴です。
マスキングテープにも種類があるので、用途に応じて使い分けてください。
塗装は外観を左右する大事な作業です。コツを押さえたマスキングで、丁寧に仕上げていきましょう。
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