「地域密着型」の塗装工事会社大和装業株式会社

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2024/09/16

コラム

防水塗装の基礎知識


防水塗装は住宅の雨漏りを防ぐために欠かせない工事です。
しかし雨漏り以外にも、防水工事が必要になるようなトラブルは少なくありません。

よくあるご相談や、防水塗装の種類など、防水塗装についての基礎知識を詳しく解説します。

  • 防水塗装が必要になる症状
  • 防水塗装の種類

防水塗装が必要になる症状

お客様から寄せられるご相談は、「雨漏りした」だけではありません。
少しの異変に気づければ雨漏りを防止できるので、気になることがあれば遠慮なくご相談ください。

・屋上に水たまりができる部分がある
・屋上を歩くと、なんだか膨れているようなブヨブヨした感触がある
・ベランダの床にヒビが入っている
・雨水がスムーズに流れない
・天井の表面がなんだか黒ずんでいる
・天井にシミのようなものが出てきた
・天井から水が垂れてきた など

これらは早く対処しないと悪化するばかりなのでご注意ください。
「ヒビなのになぜ防水塗装が必要なのか」と疑問を持つ方もいると思いますが、ヒビ割れにともなって防水層が切れるケースがあるためです。防水層が切れると、下の階に水が染みて雨漏りが発生します。

防水塗装の種類

防水塗装は主に5種類あります。
それぞれ特徴が異なるので、「どの塗装を採用するか」は業者と相談しながら決めていきましょう。

ウレタン防水

ウレタン防水とは、特殊な塗料を塗って防水加工する方法のことです。
元は液状ですが、塗布して固まるとゴムのようになるのが特徴です。フラットな形状から凹凸面まで幅広く対応できます。

比較的リーズナブルな施工方法ですが、耐用年数はあまり期待できません。定期的に塗り替えて、いつまでも防水効果をキープしましょう。

FRP防水

FRP防水は、ベランダで主に使われる方法です。
FRPとは繊維強化プラスチックのことで、腐ったり錆びたりすることはありません。ちょうど、浴槽をイメージするとわかりやすいかもしれません。

塩ビシート防水

塩ビシート防水は、塩化ビニル樹脂系のシート1枚で施工します。
塩ビシート自体の耐久性が高いため、頻繁なメンテナンスは不要です。

機械的固定方法または密着工法のどちらかで施工していきます。

アクリル防水

アクリル防水は、先述したウレタン防水と同じ工法で施工します。塗膜の強度もそれほど変わりません。
しかし、アクリル防水のほうがトタン屋根やタンクなど幅広い場所に施工できます。

アスファルト防水

アスファルト防水は、防水塗装の中でも耐久性が最も高いといわれている方法です。
溶かしたアスファルトでシートを張っていきます。

熱工法、冷工法(常温工法)、トーチ工法のいずれかで作業しますが、仕上がりは職人の腕にかなり左右されます。

防水塗装を怠っていると、雨漏りにつながります。
雨漏りが起きてからでは手遅れです。内側の建材まで濡れてしまっているので、修繕工事はかなり大規模なものになるでしょう。

「雨水がうまく流れない」「床にブヨブヨした部分がある」など、気になる症状があれば遠慮なくお問い合わせください。
適切な防水塗装を施して、快適な生活をキープしましょう。

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