2025/03/10
コラム
最近では、DIY塗装に挑戦する方が増えています。自宅の外壁や屋根、室内の塗装を自分で行うことで、コストを抑えられたり、自由に色を選べる楽しさがあります。しかし、DIY塗装には技術や知識が必要であり、失敗すると余計な手間や費用がかかる可能性もあります。
本記事では、DIY塗装のメリットとデメリットを詳しく解説し、成功させるためのポイントについてもご紹介します。
DIYで塗装を行うことには、さまざまなメリットがあります。
業者に依頼するよりも人件費がかからない。
必要な材料だけを購入できるため、予算を調整しやすい。
小規模な塗装なら低コストで仕上げられる。
自分の好みに合わせて色を選べる。
グラデーションやパターンなど、オリジナリティのある塗装が可能。
市販のDIY用塗料を使用すれば、手軽にリフォーム感覚で塗装できる。
家族や友人と一緒に作業することで、DIYの楽しさを味わえる。
達成感があり、家に対する愛着が増す。
好きなペースで作業を進められる。
家具や室内の壁、ベランダなどの塗装なら手軽にできる。
部分的な補修ならプロに依頼するよりスムーズに対応可能。
一方で、DIY塗装にはリスクやデメリットもあるため、注意が必要です。
塗料の塗りムラや刷毛跡が残ることがある。
均一に塗る技術が必要で、経験がないと難しい。
外壁や屋根の塗装では、防水性や耐久性に影響を与える可能性。
下地処理や養生作業に手間がかかる。
乾燥時間を考慮する必要があり、仕上げまで数日かかることも。
一人で作業すると、思った以上に時間がかかる。
適切な塗料の選び方や塗装技術を学ぶ必要がある。
ハケやローラー、養生テープ、マスカーなどの道具を準備する必要。
屋根や外壁塗装は、高所作業の危険性も伴う。
塗り直しや修正が必要になり、余分な塗料や道具を購入することも。
仕上がりが悪く、結局プロに依頼するケースもある。
塗料選びを間違えると、効果が長持ちしない可能性。
DIY塗装の失敗を防ぎ、より良い仕上がりにするためのポイントを紹介します。
室内なら水性塗料(低臭・乾燥が早い)、外壁なら耐候性の高い塗料を選ぶ。
塗装する場所に適した塗料を選ぶことで、耐久性を向上。
塗装前に表面の汚れや油分を取り除く。
ひび割れや傷がある場合は、補修材を使用して整える。
養生を丁寧に行う
塗料が不要な場所に付着しないよう、マスキングテープや養生シートを活用。
しっかりと養生を行うことで、仕上がりの美しさが格段に向上。
ローラー:広範囲を均一に塗るのに便利。
刷毛(ハケ):細かい部分の塗装に最適。
スプレーガン:ムラなく仕上げたい場合に有効。
屋外塗装の場合、湿度の高い日や雨の日は避ける。
気温が低すぎると塗料が乾燥しにくく、高すぎると速乾しすぎてムラができる。
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