2025/04/07
コラム
外壁塗装は家の外観を美しく保つだけでなく、住まいを守るための大切なメンテナンスです。しかし、塗装工事には足場の設置や高圧洗浄、下地処理など、想像以上に多くの工程があり、「何をするの?」「どこに注意すべき?」と不安に思う方も多いはず。
この記事では、塗り替え工事の基本的な流れと、トラブルを避けるために押さえておきたい注意点をわかりやすくご紹介します。これから塗装を予定している方は、ぜひ事前にチェックしておきましょう。
塗装工事の第一歩は現地調査です。プロが建物の状態を確認し、面積や劣化具合に応じた見積もりを作成します。この時、見積書には使用塗料や塗布回数、保証内容などが明記されているかを必ずチェックしましょう。
内容に納得できたら契約を交わし、施工スケジュールを決めます。人気の業者は混み合うため、希望の時期に施工できるか早めに確認することが大切です。
工事初日は足場を設置し、飛散防止ネットをかけます。近隣への挨拶まわりもこのタイミングで行うのが一般的。音やにおいの配慮を忘れず、スムーズなご近所関係を保つ工夫が必要です。
外壁に付着した汚れやカビを高圧洗浄で落とし、その後、ひび割れ補修やコーキング補修などの下地処理を行います。この工程が不十分だと、塗装後の剥がれやひび割れの原因になるため、非常に重要です。
塗装は通常、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りで仕上げます。下塗りは塗料の密着性を高め、中塗り・上塗りで色味と保護性能を整えます。塗り残しがないかのチェックもこの工程で行います。
見積書に「シリコン塗料」などの表記があっても、実際にどのメーカーのどの製品かまでは記載されていない場合も。具体的な塗料名を確認し、性能や保証の有無も把握しておきましょう。
足場設置や高圧洗浄は大きな音が出ることがあり、塗料のにおいが気になることも。洗濯物が外に干せない期間もあるため、工事期間中の生活への影響を事前に説明してもらうと安心です。
雨や湿気の多い日は塗装ができず、工期が延びる可能性があります。あらかじめ予備日を含めたスケジュールを組んでおくと、焦らずに対応できます。
塗装後に不具合が起きた場合に備え、施工保証や塗料メーカーの保証がどれだけ付いているかを確認しましょう。保証期間や内容は業者によって異なるため、口頭だけでなく書面で確認することが重要です。
1社だけの見積もりでは適正価格か判断が難しいため、2〜3社の相見積もりを取りましょう。その際は価格だけでなく、塗料の種類・施工内容・保証内容なども比べることが大切です。
過去の施工実績や、実際に工事を行ったお客様の口コミを見ることで、業者の対応力や信頼性がわかります。地域密着型の業者は迅速な対応ができ、安心感も高まります。
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