2025/06/30
コラム
外壁塗装を検討する際、「せっかくなら良い塗料を選びたい」と思う方は少なくありません。高級塗料は初期費用が高めですが、耐久性や機能性が優れており、長い目で見ればコストパフォーマンスに優れるケースも多々あります。ただし、すべての住宅や環境に最適とは限らず、選び方や施工にも注意が必要です。本記事では、高級塗料の具体的なメリットと導入時に押さえておきたい注意点を、わかりやすく解説します。
無機物(ガラスやセラミック成分)をベースとした塗料で、非常に高い耐候性を誇ります。紫外線や雨風に強く、15〜20年程度の耐用年数が見込めるのが特徴です。
耐久性・防汚性に優れ、塗膜が硬く汚れがつきにくいのがメリット。高層ビルや橋梁などでも使用される信頼性の高い塗料です。
太陽光に含まれる紫外線に反応して汚れを分解し、雨で洗い流す“セルフクリーニング効果”があります。美観を長期間保ちたい住宅におすすめです。
一般的な塗料(シリコン系など)が10年に一度の塗り替えが必要とされるのに対し、高級塗料では15~20年持つことも。長期的に見れば塗り替えコストを抑えられます。
色あせしにくく、汚れも付きにくい塗膜が特徴。特に光沢や発色が長持ちするため、外観を美しく保ちたい方に適しています。
遮熱・防カビ・防藻など、付加価値の高い機能を備えた製品が多いのも魅力。快適な住環境づくりにも貢献します。
施工費用は通常の塗料の1.5倍〜2倍になることもあります。長期的にはお得でも、短期的な予算を重視する方には不向きな場合があります。
高性能塗料はその分、施工方法が難しいケースもあります。適切に塗らなければ効果を発揮できないため、施工実績豊富な業者を選ぶことが重要です。
外壁材との相性によっては塗膜が浮いたり密着しにくくなることも。事前に塗料の適合性を確認することが必要です。
今後長く住む予定がある、もしくは将来的なメンテナンス回数を減らしたい方には高級塗料が向いています。一方、売却予定がある場合などはコストバランスを再検討してもよいでしょう。
見積書に塗料の名称やグレードが明記されているかを確認しましょう。明確な記載がない場合、思っていた塗料とは異なる安価な製品が使われる可能性もあります。
高級塗料には10年以上の長期保証がつくケースもあります。保証期間や対象範囲が明記されているかを契約前にしっかり確認しましょう。
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