2025/09/24
コラム
外壁塗装を依頼した際、工事の途中や完了後に「それは別料金になります」と突然追加費用を請求されて困惑した…そんな声は少なくありません。事前の打ち合わせや確認が不十分だと、思わぬ費用が発生するリスクがあります。この記事では、こうしたトラブルを未然に防ぐために、契約前にやっておきたい「下準備」について解説。納得のいく塗装工事を実現するために、ぜひチェックしておきましょう。
塗装工事を検討する前に、築何年か、過去の塗装歴、外壁や屋根のひび割れや汚れの有無などを自分の目で確認しましょう。劣化が進んでいる場合、追加の下地補修が必要になることもあります。
見積もり前にスマートフォンなどで気になる部分を撮影しておけば、業者との打ち合わせ時にもスムーズです。
「外壁塗装一式」などのざっくりした記載では、どこまでが料金に含まれているのかが不明瞭です。養生、足場、下地処理、シーリング、付帯部塗装(雨どい・破風板など)まで記載されているかを確認しましょう。
契約前に「これは別料金です」と言われる可能性のある項目(シーリング補修・下地処理の追加・雨樋の交換など)をあらかじめ聞いておくと安心です。
備考欄に記載されている条件や補足事項も見落としがちですが、ここに重要な情報が含まれていることがあります。
破風板、軒天、雨戸、ベランダの手すりなど、外壁以外にも塗装が必要な箇所は多数あります。塗らない場所も明記してもらうことで後々のトラブルを防げます。
標準塗料が何か、オプション塗料はいくらかなど、仕上がりに関わる内容も契約書に残しておくことが大切です。
工事中に下地の劣化や補修箇所が見つかることがありますが、その際の対応方針(別料金か、見積もり内で対応か)を事前に聞いておきましょう。
「10年保証」などと謳っていても、実際には施工不良のみ対象で、経年劣化は対象外というケースも。保証対象の具体例を聞くのが重要です。
口約束だけではなく、全ての取り決めは契約書または見積書に明文化しておくことで、のちの追加請求や誤解を防げます。
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