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2025/09/26

コラム

業者が教える“正直な見積書”と“ごまかし見積書”の見分け方


塗装工事を検討する際、ほとんどの方が最初に目にするのが「見積書」です。しかし、見積書の内容をしっかり読み解かないと、後々「追加料金が発生した」「思っていた内容と違った」といったトラブルに発展することも。この記事では、塗装業者だからこそわかる「正直な見積書」と「ごまかし見積書」の違いを解説。後悔しないためにも、見積書の見極め方を事前に押さえておきましょう。

  • 「正直な見積書」に共通する3つの特徴
  • 「ごまかし見積書」にありがちな落とし穴
  • こんな記載があれば安心!見積書チェックポイント
  • 見積もりで迷ったら「第三者の目」を活用しよう

「正直な見積書」に共通する3つの特徴

すべての項目が明細化されている

足場代・高圧洗浄・下塗り・中塗り・上塗り・養生・付帯部塗装(雨樋や軒天など)といった各作業ごとの費用が明記されており、「一式」では済まされていないのが特徴です。

塗料の種類とメーカー名まで明記

「シリコン塗料」などの抽象的な表現だけでなく、「日本ペイント:パーフェクトトップ」など具体的な製品名が記載されていれば信頼性が高い見積書といえます。

使用面積や数量が具体的

「外壁塗装:○○㎡」「養生:○○㎡」など、実測に基づいた数量表記があると、透明性の高い内容だと判断できます。

「ごまかし見積書」にありがちな落とし穴

「一式」が多用されている

「外壁塗装一式」「養生一式」など、一式表記が多すぎると内容の確認が難しく、実際にどこまで対応してくれるのか不明瞭なケースがあります。

曖昧な塗料名・グレード

「高級塗料使用」や「耐久性の高い塗料」など、具体名がなく根拠も不明な表現には注意が必要です。グレードやメーカーを聞いても曖昧な返答をされる場合は要警戒です。

極端に安い見積もり

相場より極端に安い見積もりは、必要な工程を省略している、もしくは後から追加請求が発生する可能性があります。「安い=お得」とは限りません。

こんな記載があれば安心!見積書チェックポイント

工程が順を追って書かれている

「洗浄 → 養生 → 下塗り → 中塗り → 上塗り」といったように工程の流れが記載されていると、しっかりした施工を前提に作成された見積書だといえます。

保証内容が明記されている

「施工後○年保証」など保証の有無や範囲について触れられている見積書は、信頼できる業者の証です。口頭ではなく、文書に残されているかが重要です。

付帯工事の有無も記載

「雨樋」「破風板」「換気フード」「ベランダ防水」など、塗装以外の周辺部についても明記されていれば、後から「それは別料金です」と言われる心配も減ります。

見積もりで迷ったら「第三者の目」を活用しよう

相見積もりで比較検討

2~3社から見積もりを取り、内容を比較することで適正価格や相場感がわかります。特に、明細の細かさに注目しましょう。

疑問点は業者に遠慮なく質問

専門用語や表現がわからなければ、必ず業者に確認を。丁寧に説明してくれる業者は信頼できます。

第三者による診断サービスの活用も

最近では、NPO法人や市区町村の住宅相談窓口が無料で見積書を診断してくれるケースもあります。不安がある場合は積極的に利用してみましょう。

「正直な見積書」と「ごまかし見積書」の違いは、一見するとわかりにくいかもしれません。しかし、項目の明細化や塗料の具体性、施工範囲の明記といった要素に着目すれば、その信頼度は大きく変わります。見積書を読み解く目を養うことは、失敗のない塗装工事への第一歩。わからない点は遠慮せずに質問し、複数の業者を比較検討することも大切です。大切な住まいの塗装工事だからこそ、納得できる内容で契約したいものです。

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