2025/10/30
コラム
外壁塗装の見積もりを見たとき、「意外と安い!」と思った経験はありませんか?しかし、実際に工事が始まってから「足場代は別です」と言われ、想定外の出費になるケースも少なくありません。外壁塗装において足場は必須の工程。にもかかわらず、見積もりの中に含まれていない、もしくは不明瞭に記載されていることがトラブルの原因になります。本記事では、足場代がきちんと含まれているかを見抜くための確認ポイントを解説します。
高所作業が多い外壁塗装では、職人の命を守るために足場は不可欠。法律上も、一定以上の高さの作業には足場の設置が義務づけられています。
足場があることで、細部まで丁寧な施工ができ、塗りムラや塗り残しを防ぐことができます。足場の有無は、仕上がりの精度にも直結します。
足場にシートを張ることで、塗料の飛散や騒音の軽減にもつながり、近隣住民への配慮としても重要な役割を果たします。
見積書に「一式」や「外壁塗装工事一式」と書かれていても、足場が含まれていないケースがあります。契約後に追加請求される原因に。
足場代は建物の規模によって変動しますが、20~30万円ほどかかることもあり、突然の追加請求は大きな負担になります。
複数の業者で相見積もりをとった際、足場が含まれているかどうかで金額に大きな差が出るため、単純比較では判断できなくなります。
見積書の項目に「足場仮設工事」「足場設置」「仮設足場代」といった記載があるかを必ず確認しましょう。㎡数や単価まで書かれていれば安心です。
「合計〇〇円」と一行だけの見積もりでは、何が含まれているのか分かりません。作業ごとの明細があるかどうかが確認ポイントです。
見積書の表記があっても曖昧な場合は、担当者に直接確認し、回答内容を書面に残してもらうと確実です。
「書かれていない=含まれていない」と考え、あとからの追加請求に備える姿勢が重要です。
足場や養生、洗浄、塗料の種類など、すべての項目をわかりやすく説明してくれる業者は信頼性が高いです。
足場の設置場所や範囲を図で示してくれる業者は、説明の質が高く、顧客の理解を大切にしています。
「口頭では言っていたのに、書面にはない」という事態を避けるため、書類で明示してくれる業者を選びましょう。
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