2025/11/06
コラム
外壁や屋根の塗装工事を依頼する際、「契約書」は最も重要な確認書類です。しかし、専門用語や細かい文言が多く、内容をよく確認せずにサインしてしまう方も少なくありません。後から「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、契約前にチェックすべきポイントを知っておくことが大切です。この記事では、塗装工事で損をしないための契約書チェックリストを、初心者でもわかりやすく解説します。
打ち合わせで決まった内容が契約書に明記されていなければ、あとから「言った・言わない」の争いになる可能性があります。
見積書で説明された内容と契約書が異なっていることがあります。必ず両方を照らし合わせて確認しましょう。
「一式」「必要に応じて」など曖昧な表現は、工事後に追加費用が発生するリスクをはらんでいます。
どこを、どの塗料で、どのように塗装するのか。具体的に記載されていなければ、後で「ここは対象外です」と言われることも。
足場代・洗浄費・塗料代・養生費など、内訳が詳細に記載されているか確認しましょう。「工事一式」などの記載は要注意です。
いつからいつまでの工事か、悪天候などで遅延した場合の対応についても明記されていると安心です。
「シリコン系塗料」などのざっくりした記載だけでは不十分。具体的なメーカー名や商品名が記載されているか確認しましょう。
「10年保証」と書かれていても、対象が“施工不良のみ”なのか、“塗膜剥離も含む”のかで大きく違います。保証の範囲と免責事項を必ず確認しましょう。
定期点検や補修対応など、契約後のフォロー体制が明記されているかも重要です。電話対応のみでは不十分な場合もあります。
契約後にやむを得ずキャンセルしたい場合の対応条件や違約金が記載されているか確認しましょう。
施工中に発生する騒音や塗料の飛散など、近隣住民への対応も業者の責任範囲に含まれるか、事前に確認しておくと安心です。
契約書に難しい言葉が並んでいても、納得いくまで説明してくれる業者は信頼できます。逆に「読んでおいてください」だけでは不親切です。
図面や仕様書、保証書などの別紙資料を付けてくれる業者は、誠実で情報開示が丁寧な証です。
質問に対して嫌な顔をせず、明確な回答が返ってくるかも重要な判断材料。言葉だけでなく態度もチェックポイントです。
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