2026/02/26
コラム
外壁に緑色や黒っぽい斑点を見つけたら、それは苔やカビかもしれません。放置すると見た目が悪くなるだけでなく、外壁材の劣化を早め、建物全体の寿命にまで影響する可能性があります。特に、ある共通点を持つ家では、苔やカビが発生しやすい傾向があります。
本記事では、苔・カビが増える原因と対策をわかりやすく解説。塗装による予防法もご紹介しながら、住まいの美観と耐久性を守るためのヒントをお届けします。
北側や建物に囲まれた場所など、日差しが当たりにくい外壁は湿気がこもりやすく、苔やカビの温床になります。特に午前中の日光が当たらない場合、乾燥する時間が少なくリスクが高まります。
住宅密集地や塀・植栽が多い住宅では風通しが悪く、湿気が停滞しやすくなります。水分が乾きにくいため、胞子が繁殖しやすい環境が整ってしまいます。
林や公園、川沿いに近い住宅では、苔やカビの胞子が空気中に多く舞っており、それが外壁に付着して繁殖する原因になります。
塗膜が劣化して防水性が低下していると、外壁が水分を吸収しやすくなります。湿った状態が続くことで、苔やカビが繁殖する土壌となります。
緑や黒の斑点は不潔な印象を与え、美観を大きく損ねます。訪問者や通行人からの印象も下がり、資産価値に影響する可能性もあります。
苔やカビは微細な根を張り、外壁材に食い込むように定着します。これが劣化を早め、ひび割れや剥がれの原因になることも。
重度の場合、外壁の劣化が進行して雨漏りを引き起こし、室内の湿気やカビ臭、構造材の腐食などに繋がるケースもあります。
年に1回程度、外壁を高圧洗浄することで表面の苔・カビの胞子を洗い流すことができます。専用洗剤と併用することで、除去効果が高まります。
近年では、防カビ・防藻成分を配合した塗料が数多く登場しています。これらの塗料を使用することで、外壁表面に苔やカビが定着しにくくなります。
雨樋の破損や詰まりは、外壁に水が伝い続ける原因になります。水の流れをスムーズに保つことで、湿気の停滞を防ぐことができます。
壁際の植栽を剪定したり、風通しの良い外構設計にすることも、苔やカビを抑えるために有効です。特に南北の通気経路を確保することが重要です。
苔やカビが発生したまま塗装を行うと、根が残って再発しやすくなります。再塗装時は、高圧洗浄と下地処理を丁寧に行うことが重要です。
防藻・防カビ性能の高い塗料を選ぶことが長期的な効果につながります。また、撥水性に優れた塗料も苔の付着を防ぎやすい傾向にあります。
防カビ塗料を使っても、立地条件が悪いと完全に防ぐことはできません。塗装後も定期点検や清掃は欠かさず行いましょう。
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