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2026/04/09

コラム

外壁塗装とシロアリ被害の関連性。見落としがちなリスクとは


シロアリ被害というと床下や基礎部分をイメージしがちですが、実は外壁の状態とも深く関係しています。外壁のひび割れや塗膜の劣化によって水分が侵入しやすくなると、シロアリが好む環境が整ってしまうことがあります。外壁塗装は見た目を整えるだけでなく、こうした被害を未然に防ぐ役割も担っています。

本記事では、外壁塗装とシロアリ被害の関係性や、見落とされやすいリスク、効果的な対策について解説します。

  • シロアリ被害と外壁の意外な関係
  • 外壁劣化が引き起こすリスク
  • 外壁塗装でできるシロアリ対策
  • 見落としがちなチェックポイント

シロアリ被害と外壁の意外な関係

水分が被害の引き金になる

シロアリは乾燥した環境よりも湿った環境を好みます。外壁にひび割れや隙間があると、そこから雨水が侵入し、木部や断熱材が湿気を含みやすくなります。この状態が続くことで、シロアリが活動しやすい環境が整ってしまいます。

外壁から侵入するケースもある

一般的には地面から侵入するイメージがありますが、外壁の隙間や劣化部分から侵入するケースもあります。特に配管周りやサッシ周辺などは注意が必要です。

見た目では気づきにくい

外壁内部で被害が進行している場合、外からは分かりにくいことがあります。塗装の剥がれや変色の裏で被害が広がっているケースもあるため、早期発見が重要です。

外壁劣化が引き起こすリスク

ひび割れ(クラック)の放置

外壁のクラックは水の侵入口となり、内部の湿度を高める原因になります。これがシロアリにとって好条件となります。

塗膜の防水性低下

塗装が劣化すると防水機能が低下し、外壁が水を吸いやすくなります。湿気を含んだ状態が続くことで、木材の腐食やシロアリ被害のリスクが高まります。

基礎との接点部分の劣化

外壁と基礎の接点部分は、シロアリの侵入経路になりやすい場所です。塗装やシーリングの劣化があると、侵入を防ぎにくくなります。

外壁塗装でできるシロアリ対策

防水性能の回復

外壁塗装を行うことで、塗膜の防水性能が回復し、水分の侵入を防ぐことができます。これにより、シロアリが好む湿った環境を作りにくくなります。

シーリングの打ち替え

外壁の目地やサッシ周りのシーリングを新しくすることで、隙間を塞ぎ、侵入経路を遮断する効果があります。

防蟻処理との併用

塗装と合わせて防蟻処理を行うことで、より効果的にシロアリ対策が可能です。特に築年数が経過している住宅では検討する価値があります。

定期的な点検

塗装後も定期的に外壁や基礎部分を点検することで、早期に異常を発見できます。小さな変化を見逃さないことが重要です。

見落としがちなチェックポイント

配管まわりの隙間

給排水管やエアコン配管の周囲は隙間ができやすく、侵入経路になりやすい部分です。塗装時にしっかりと確認する必要があります。

ベランダや外壁の接合部

ベランダの取り合い部分や外壁の継ぎ目は、水が溜まりやすく劣化しやすい場所です。防水処理とあわせてチェックしましょう。

木部の状態

外壁周辺の木部(破風板や軒天など)が劣化していると、シロアリ被害のリスクが高まります。塗装や補修で保護することが大切です。

外壁塗装は美観を整えるだけでなく、シロアリ被害を防ぐための重要な役割も担っています。外壁のひび割れや塗膜の劣化を放置すると、水分が侵入し、シロアリが好む環境を作ってしまう可能性があります。定期的な塗装メンテナンスとシーリングの補修、防蟻対策を組み合わせることで、住まいを長く守ることができます。見えないリスクにも目を向け、早めの対策を心がけましょう。

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