2026/10/23
コラム
外壁や室内の塗装では、色だけでなく「艶あり・艶なし」の選択によっても完成後の印象が大きく変わります。艶ありは光沢があり新しく明るい印象を演出しやすく、艶なしは落ち着いた自然な雰囲気に仕上げやすいのが特徴です。
ただし、見た目だけで選ぶのではなく、施工場所や外壁材、塗料の性能まで考えることが重要です。本記事では、艶ありと艶なしの違いや、それぞれの特徴を踏まえた選び方の基準をわかりやすく解説します。
艶あり塗料は、塗装面に光が当たると反射し、光沢のある仕上がりになります。
塗り替えたことが分かりやすく、外壁を明るくきれいに見せたい場合に適しています。
特に日当たりのよい場所では、艶がはっきり感じられることがあります。
一般的に艶のある塗膜は表面が比較的滑らかで、汚れが付着しにくい傾向があります。
ただし、低汚染性は塗料そのものの性能にも左右されるため、「艶があれば必ず汚れにくい」というわけではありません。
住宅のデザインや外壁材によっては、強い光沢が想像以上に目立つことがあります。
落ち着いた和風住宅や自然な質感を重視した外観では、艶を抑えたほうが調和しやすいケースもあります。
艶なし塗料は光の反射が少なく、マットで落ち着いた仕上がりになるのが特徴です。
モダン住宅や和風住宅などとも合わせやすく、塗装面の光沢を目立たせたくない場合に向いています。
艶を抑えることで、外壁材そのものの模様や凹凸を自然に見せやすくなります。
塗り替え後も新築時に近い落ち着いた質感を維持したい場合には、有力な選択肢となります。
艶なし塗料は、艶あり塗料に艶調整材を加えたタイプと、もともと艶なしとして設計された製品などがあります。
耐候性や汚れにくさなどは製品ごとに異なるため、艶の有無だけで性能を判断しないことが重要です。
洋風で明るい住宅なら艶ありが似合いやすく、落ち着いた和風・モダンな住宅では艶なしがなじみやすいなど、建物のデザインによって相性があります。
周囲の住宅との調和も含めて検討しましょう。
外壁だけでなく、雨樋や破風板などの付帯部にも艶のある塗料が使用されることがあります。
外壁を艶なし、付帯部を艶ありにするなど、場所によって使い分けることで外観にメリハリをつける方法もあります。
艶だけを優先して塗料を選ぶのではなく、耐候性や防汚性、外壁材との適合性なども確認する必要があります。
必要な性能を満たした製品の中から、希望する艶を選ぶことが基本です。
塗料によっては、艶あり・7分艶・5分艶・3分艶・艶なしなど複数の仕上げを選べる場合があります。
「艶ありでは光沢が強すぎるが、艶なしでは物足りない」という場合は、中間の艶も検討してみましょう。
カタログや画面だけでは、実際の光沢感を判断しにくいものです。
可能であれば大きめの塗り板を屋外で確認し、日なたや日陰で艶の見え方を比較することをおすすめします。
すべての塗料で自由に艶を選べるわけではありません。
希望する艶と必要な性能の両方を満たせるか、施工業者に製品仕様を確認してから決めることが大切です。
大和装業株式会社へのお見積りや、ご質問等お問い合わせは以下より行っていただけます