2022/11/21
コラム
外壁塗装は約10年に一度行うもので、価格は安いものではありません。
頻繁に行うものではないので、知識が無く失敗するケースもあります。
満足のいく塗装工事が実施されるよう、外壁塗装を依頼する前にチェックしておく内容についてご紹介します。
契約前に、塗装会社と塗装箇所や塗装の色、スケジュールなどについて打ち合わせを行います。
色は屋内で見るのと、実際日光の下で見るのとでは見え方が異なります。完成後に思っていた色と違う、といったことにならないよう、可能であれば同じ塗料、色で施工された建物を見せてもらったりするのが良いでしょう。
また、本作業時に打ち合わせ時と異なる内容にならないよう、打ち合わせ時の取り決めはメモなどに残しておくと良いです。
塗装工事は工程表に沿って実施されます。口頭でのみ伝えられないことは、後にうやむやになってしまう可能性があるため、必ず書面での記載を求めることが重要です。
明らかに工程が短かったり、下塗りの期間が短いと仕上がりの質に影響が出ます。
塗装工事の質が下がるようなスケジュールになっていないか注意して確認することが重要です。
支払い方法には、銀行振り込みやクレジットカード払いなどがあります。支払いのタイミングは塗装工事完了後が望ましいです。
塗装工事前に金額を支払ったが工事を行ってもらえないといったケースもあります。
価格は安価なものではありませんので、不要なトラブルにあわないように、支払い方法や支払いのタイミングにも注意しましょう。
塗装工事中は、塗料のにおいや足場作りの音の発生、トラックの出入りなどが生じます。
2週間~3週間は工事が続くため、事前に近隣への挨拶をしっかりと行う会社かも確認しましょう。
見積もり書を理解することで次のようなメリットがあります。
・手抜き工事を防ぐ
・適正価格がわかる
見積もり書には塗装工事の内容が記載されます。
しかし、中には「養生・●●一式」のようにまとめて記載されることがあります。
一つ一つの工程が詳細に記載されていないと、どれだけの工数と金額が作業に含まれるかが不明瞭になり、手抜きの箇所があってもわからなくなります。
曖昧な箇所の無い見積もり書かどうか確認することで、手抜き工事を防ぐことができます。
見積もり額が高すぎるものがわかるだけではなく、安すぎる見積もりに気付くことができます。
塗装工事で安さの目立つ箇所があれば、手を抜いていたり、塗料をうすめて使っているのではないかと注意して確認できるようになります。
塗装工事は資格が無くても行えますが、資格保有者は塗装工事の実務経験が一定の年数以上有ることがわかるので、塗装会社を選ぶ際には資格の有無を確認するのも良いでしょう。
塗装に関する資格には、「塗装工事業許可」、「塗装技能士(一級 / 二級)」、「施工管理技士(一級 / 二級)」、「外壁診断士」などがあります。
例えば一級塗装技能士は取得難易度が高い国家資格で、塗装業で7年の実務経験若しくは二級塗装技能士になってから5年経つことで取得できる資格です。
どのような資格を有しているか確認することで、経験数を知ることができます。
短すぎる工期になっていないか注意して確認しましょう。
短い工期は、手抜き工事が行われる可能性があるため、曖昧なところがあればどのような工事を行うか詳細を確認し、工程表に記載してもらうことで後々のトラブルを防ぐことができます。
金額の適正さだけではなく、「●●一式」といった曖昧な箇所が無いか注意が必要です。
曖昧な見積もり箇所は手抜き工事が行われてもわからないので、詳細が書かれた見積もり書を制作してもらうようにするのがポイントです。
金額の適正さだけではなく、「●●一式」といった曖昧な箇所が無いか注意が必要です。
曖昧な見積もり箇所は手抜き工事が行われてもわからないので、詳細が書かれた見積もり書を制作してもらうようにするのがポイントです。
塗装工事では、「塗り」の工程が複数回あります。きちんと行われるか見ておきたい場合は、実際に現場を見て良いか確認しましょう。
塗装工事完了後のアフターフォローの有無を確認しましょう。
施工不良があった場合の対応や、メーカー保証や工事保証について確認しておくことが重要です。
満足いく塗装工事が行われるよう、事前に注意して確認を行うようにすることが重要です。
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