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2022/12/20

コラム

気になる屋根塗装の工程


屋根塗装は塗るまでにいくつかの工程があります。
塗るのも1回だけ塗るのではなく、何回も塗る必要があり複数の工程に分かれています。
では、どのような工程があるのでしょうか。

屋根塗装の工程についてご紹介します。

  • まずは塗装の前に下準備から
  • 下塗りから上塗りまで
  • スレート屋根ならではの工程も

まずは塗装の前に下準備から

屋根塗装を行う前にまずは足場の設置から行います。
足場の設置にはスピーディーに作業を行う理由のほか、塗装する際に周囲に塗料が飛び散らないようにする狙いや、作業員が落下することを防ぐ効果などがあります。
足場の設置ではどうしても音が出ることから、足場の設置前に近隣住民への挨拶を済ませる必要があります。

その後、屋根の汚れをとるために高圧洗浄を行い、必要に応じて屋根の補修、釘の交換などを行っていく流れです。
これらを怠ると屋根塗装の効果を落とすほか、雨漏りの原因にもなるため、屋根に上る貴重な機会だからこそメンテナンスまで含めた対策が求められます。

下塗りから上塗りまで

下準備が終わったらいよいよ本格的な塗りに入ります。
まず下塗りを行います。屋根に直接塗るので、この後に塗る塗料と屋根とのつなぎのような意味合いを持ちます。
化粧を行う際に下地を塗るようなもので、この下地があることでメイクがうまくいくように、屋根塗料も下塗りを行うことで色ムラなどが起こらずに済むのです。
屋根の材質によっては材質に適した下塗り用の塗料を用いるほか、ひび割れがある場合は下塗り用の塗料でカバーすることになります。

次に行うのが中塗りです。段々と塗っていき、予定の色に近づけていきます。
この塗り方が重要で、あまり派手に塗りすぎると塗料本来の効果が損なわれてしまいます。慎重に塗っていくことになるので、塗料の使用量を記録しながら塗っていきます。

最後に上塗りを行います。中塗りで行ったことを、乾燥してから改めてもう1度繰り返します。

上塗りを終えると屋根塗装は完了となります。下塗り、中塗りと行うことで美しい仕上がりになります。あとは色のムラがないかを確認して、足場を解体して終了となります。

スレート屋根ならではの工程も

スレート屋根を用いている場合、下塗りと中塗りの間でやるべき作業があります。
それはタスペーサーと呼ばれる器具の取付けです。
スレート屋根は何枚か重ねて屋根にしていくため、スレート屋根材の重なっている部分には隙間があります。
隙間があることで雨水などがしっかりと流れるのですが、塗装を行うことでこの隙間が埋まってしまうのです。

そのため、雨水の逃げ場がなくなってたまりやすくなり、雨漏りを誘発することになります。これを避けるために行われるのが「縁切り」と呼ばれる作業で、その作業に欠かせないのがタスペーサーです。

時間こそかかりますが、これをしておかないと雨漏りをするので確実に行われます。
瓦屋根などではこのような工程はありませんが、スレート屋根の住宅は多いため、屋根塗装の際には欠かせない作業の1つと言ってもいいでしょう。

様々な工程を経て屋根塗装は行われており、どの工程も手が抜けません。

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