2023/02/13
コラム
雨風や紫外線などに晒されることで、見た目にも機能的にも外壁は限界を迎えます。
このまま放置すれば家に様々な悪影響を生じさせるため、何かしらの対応が必要です。
一般的には外壁塗装が思い浮かびますが、塗るのではなく、外壁を張り替える、外壁張り替え工法も有力です。
外壁張り替え工法とはどのようなものなのか、解説します。
外壁が汚れていたり、傷ついていたりした場合に行える方法は3つあります。
1つは外壁塗装、もう1つが外壁カバー工法、そして、外壁張り替え工法です。
外壁塗装は文字通り外壁を塗装する方法で、外壁カバー工法は今ある外壁の上に新たな外壁を張り付けるという方法です。
一方で外壁張り替え工法は、今までの外壁を取り外して、新しいものを設置します。
外壁の張り替えを行うことで、昔からの外壁は撤去されるので、見た目は新築同様な状況となります。
そして、外壁を張り替える際には防水シートなども点検できるため、万が一水がしみ込んでいた場合には防水シートも張り替えできるのです。
外壁塗装では塗料次第で長持ちしますが、やはり張り替えにはかないません。
前の外壁の上に新たな外壁を取り付けるのも見た目的には同じですが、家への負担はそれなりにかかります。
その点、張り替え工法は負担も少なく、家をより長持ちさせることが可能です。
外壁張り替え工法のデメリットは少ないですが、数少ないデメリットの中の1つが費用面です。
行うのは外壁の張り替えなので、工事費などがかかりやすくなります。
ただ費用がかかるといっても、明らかに他の手法の方が安く抑えられるかとなると、そうとも言い切れません。
結局規模なども値段に直結するため、そこまで大差がないケースも出てきます。
部分的に張り替えを行うなど色々な選択肢があるので、費用こそかかりますが、いくらでも抑える方法はあると言えるでしょう。
こだわれば費用が高くなり、安くしようと思えば安くできる、これは張り替え工法に限ったことではありません。
サイディングボードを使うか、タイルに切り替えるのかで単価なども結構変わります。
外壁張り替え工法を行うべきかどうかを検討するタイミングは、新築後25年ほどとされています。
今主流となっているサイディングボードの場合、耐用年数が25年ほどです。
今後のことを考えると塗装よりも張り替えの方が家が長持ちするという考え方があるからです。
ただ25年が目安といっても、家の周囲の環境によっては25年よりもだいぶ前に経年劣化が生じているケースもあります。
あくまでも目安であり、外壁に触れてみてチョーキングなどが見られたら検討し始めるのがいいでしょう。
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