外壁は経時で
必ず傷みます
外壁は温度や湿度によって
膨張と伸縮を繰り返して
劣化が進行します。
いい仕事は、目に見えにくい。タイルの意匠を活かす。剥落事故を防ぐ。
現在、建築の内外装材としてのタイルは不可欠なものです。
四季があり気候条件の変化が激しい我が国では、
長い年月を耐え抜くビルやマンションの外壁に、
積極的にタイルが採用されてきました。
外装タイルは建築物の耐久性を向上させるとともに、
その美しさによって建物に美的な価値を付加しています。
昨今、外装タイルの浮き・剥離が大きな社会問題となっております。
外壁タイルの剥落は大きな人災を引き起こす可能性があり、
最悪の場合死亡事故にも発展しかねません。
『ボンド アクアバインド工法』は既存タイルの意匠を活かしながら
外壁仕上材の剥落を防止する工法です。
気にしたことはありますか?
命をも奪いかねない剥落事故
外壁仕上材(タイル、モルタル)は、時間経過とともに劣化し、それが剥離・剥落することで第三者災害に繋がる可能性があります。
建築物の将来的な安全を確保し、長寿命化を図るためには、劣化部の補修(事後保全)だけで大丈夫でしょうか?
外壁は経時で
必ず傷みます
外壁は温度や湿度によって
膨張と伸縮を繰り返して
劣化が進行します。
剥落すると
人的危害の恐れが
歩行者等に危害を加えるだけでなく
多額の賠償責任を
問われることもあります。
10年後の
全面検査が義務化
2008年に特定建築物等の
定期報告について
義務化されました。
事故を未然に防ぎたい
アクアバインド工法
「ボンド アクアバインド工法」は、長期にわたり外壁仕上材(タイル、モルタル)の
剥離・剥落を予防し、安全・安心をご提供できる、外壁複合改修構工法です。
アクアバインド工法とは
既存のタイルを活かしながら、
長期的な剥落対応ができる工法です。
コンクリート下地に加えてALCパネル、押出成形セメント板(ECP)に対応可能です。
下地
コンクリート
ALCパネル
押出成形セメント板(ECP)
部位・材料
ラスタータイル
ラ現場サンプルを弊社にて確認後、施工の可否判定を実施
シーリング材
シーリング材は、「ボンド PSシール®」
「ボンド MSシール®」または「ボンド MSシール® 超耐久」を使用
● 工法適用条件
① アンカーピンの引抜き強度はエポキシ樹脂併用で1,800N以上あること。
② アンカーピンをコンクリート躯体に25mm以上埋め込むことができること。(コンクリート下地の場合)
③ 建物の高さは45m以下であること。(コンクリート下地の場合)
④ タイルは磁器質・せっ器質とし、平面または凹凸の小さい面状であること。
⑤ タイルは光触媒加工がされていないこと。
⑥ タイルに防汚コーティングなど特殊塗材の施工がないこと。
⑦ タイルのサイズは2丁掛け以下であること。
アクアバインド工法4つの特長
優れた剥落防止性能
UR都市機構の定める品質判定基準 試験結果
● 一般財団法人ベターリビングでの試験
試験番号 | 試験項目 | 試験結果 | 要求性能※ | 判定 |
---|---|---|---|---|
1 | コンクリート躯体に対する アンカーピンの引抜き試験 |
2,996N | 1,470N以上 | 適合 |
2 | 複合補修層に対する アンカーピンの引抜き試験 |
4,108N | 1,470N以上 | 適合 |
3 | 複合補修層の 接着強度試験 |
タイル張り:2.1N/m㎡ 仕上げなし:6.4N/m㎡ |
0.7N/m㎡以上 | 適合 |
4 | 複合改修層の補強効果確認 (面外曲げ)試験 |
変位30mmまで (破断なし |
曲げ荷重が490Nもしくは 変位30mmで破断しないこと |
適合 |
5 | 温冷繰返しによる 耐久性試験 |
タイル張り:2.0N/m㎡ 仕上げなし:5.2N/m㎡ |
0.5N/m㎡以上 | 適合 |
※保全工事共通仕様書 機材及び工法の品質判定基準仕様登録集
剥落防止性能 確認試験
その他 塗膜物性
試験番号 | 試験項目 | 試験結果 | 判定基準 | |
---|---|---|---|---|
1 | 引張強さ | 43.2N/m㎡ | 2.3N/m㎡以上 | |
2 | 引裂強さ | 114.1N/mm | 14N/mm以上 | |
3 | 劣化処理後の 引張強さ比 |
加熱処理 | 116.2% | 80%以上 |
促進曝露処理 | 84.7% | 60%以上 | ||
アルカリ処理 | 85.5% | 60%以上 | ||
4 | 耐疲労性試験 | 異常無し | 2000回伸縮後、 塗膜の破断等がないこと |
|
5 | 透水性試験 | 0ml | 24時間後、透水量0.5ml以下 |
※試験方法及び判定基準 JIS A 6021 建築用塗膜防水材 ウレタンゴム系 参考 透水性試験 JIS A 6909 建築用仕上塗材 参考
現場環境への配慮
剥落防止層の主材料である「ボンド アクアバインド ZⅡ」及び「ボンド アクアトップコート」は水性形製品であるため、溶剤形製品特有の刺激臭がありません。
また、「ボンド アクアバインド工法」に用いる各材料は、JAIA F☆☆☆☆(日本接着剤工業会室内空気質汚染のための自主管理規定)及びJAIA4VOC(日本接着剤工業会室内空気質汚染対策のためのVOC自主管理規定)に適合しています。
高品質な施工
施工技術者認定制度で確かな施工品質
「ボンド アクアバインド工法」の剥落防止性能は現場での施工技術に大きく左右されます。
製品特長、使用方法などの施工に関する知識を充分に理解した上での施工が求められます。
したがいまして、「ボンド アクアバインド工法」は品質の確保・徹底を図るため、施工技術を習得した認定技術者による施工体制をとっています。
膜厚検査で施工の確かさを確認
剥落防止性能は中塗り材(ボンド アクアバインド ZⅡ)の膜厚に依存します。
「ボンド アクアバインド工法」は専用の膜厚計を用いることで剥落防止性能を有する膜厚の確認ができます。
さまざまな保証による安心
大和装業株式会社へのお見積りや、ご質問等お問い合わせは以下より行っていただけます