2022/10/05
コラム
「家を新築して10年経ち、そろそろ外壁塗装が必要らしいけど、タイミングがわからない」
そう感じている方も多いのではないでしょうか。
そう実は、適切なタイミングで定期的に行うことで、家の寿命を延ばすことができるのです。
それでは外壁塗装を行うベストな時期、タイミングを紹介していきます。
外壁塗装のメンテナンスの目安は10年です。「なぜ10年なのか?」そこで注目して欲しいのが、塗料の耐用年数です。
外壁塗装に使われている塗料には様々な種類が使用されており、耐用年数も違います。
塗料別に見てみましょう。
●アクリル塗料 3〜8年
●ウレタン塗料 5〜10年
●シリコン塗装 8〜15年
●フッ素塗料 12〜20年
今までは、ウレタン塗料やシリコン塗装が使われていることが多い為、5〜15年で塗り替えのタイミングとなります。
このタイミングを逃し、外壁が剥げたりしてしまうと、家が腐食し寿命を縮めてしまう可能性があります。
また、家全体に腐食が進んでしまうと、外壁塗装とは比べ物にならないくらい費用がかかってしまいます。
外壁に異常が現れた時も、メンテナンスの時期となります。
日当たりが悪く湿度が高い家や、逆に日当たりが良過ぎる家も劣化症状が現れやすいです。
そのため場所によっては、先ほどの塗料の耐用年数よりも早く劣化が現れる場合もあります。
ですので塗料の耐用年数だけではなく、劣化症状のサインもメンテナンスの目安となります。
それではどのようなサインがあるか紹介します。
●色あせ(塗膜の色があせている)
●艶が落ちる(塗膜の艶が落ちてくる)
●チョーキング(塗膜が劣化し白い粉が出てくる)
●塗膜の浮きや剥がれ(塗膜が壁から浮いたり剥げたりしている)
●クラック(壁にヒビが入る)
●シーリングが切れる(繋ぎ目のところが硬化して裂ける)
上記のチョーキング症状より下のサインが出た場合、早急に塗り替えを行いましょう。
サインを放置すると症状が悪化し、最悪の場合腐食してしまう恐れがあります。
おすすめの季節は、春と秋です。
何故おすすめかと言いますと、雨が少なく乾きやすいためです。
夏の場合は、梅雨などで雨が降りやすくまた台風も発生しやすいのであまりおすすめできません。冬も霜や降雪が多いため同様です。
実際に業者も、春と秋は繁忙期ですが、夏と冬は閑散期となっています。
ベストな環境は気温15〜30℃、湿度は75%以下となっています。住む地域によって多少ずれはあるかもしれません。
サインを見逃さないためにも、定期的に外壁の点検を行うことが大切です。
家を長持ちさせる為にも、サインを見つけた場合は塗り替えを検討しましょう。放置した場合を考えると早めに処置した方が良いでしょう。
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