2022/11/18
コラム
外壁塗装は建物の外壁に対して、新しく外壁用の塗料を塗ることを指します。
外壁塗装は年中行うことが出来ますが、塗料の性質や天候などが影響するため、外壁塗装には適した季節があります。
外壁塗装に適した季節はいつなのかご紹介します。
塗装工事において、塗料の乾燥が最も重要なポイントとなります。
塗料は水分との相性が悪く、塗装工事後の質に多大な影響を及ぼします。そのため、塗料メーカーが定める気温や湿度を守って塗装を行わなくてはなりません。
近年は塗料の質が上がり、以下の条件を満たせば塗装工事にとって良いとされています。
・気温5℃以上
・湿度 85%未満
・雨 / 雪 / 強風でない天候
上記の条件を満たせば基本的には通年で塗装工事を行うことが出来ますが、梅雨や台風の多い時期は塗装工事に適さない日が増加します。
季節ごとに特徴があり、条件を満たさない日数が多い季節や塗装工事のベストシーズンというものがありますので、季節による外壁塗装のメリットとデメリットを見ていきます。
春は急激に天候が変わることが少なく。天気に左右されて工期が延びてしまうことが少ないと言われる季節です。
天候が良く、湿度が低めで塗料が乾きやすい季節なので、施工不良が起きにくくスケジュールが立てやすいというメリットがあります。
塗装工事に適した季節のため、職人が繁忙期で予約が取りづらくなり、価格が高くなりがちといったデメリットがあります。
晴れた日が多く空気も乾燥しているため塗料の乾きが早く、作業が順調に進みます。日照時間が長いため、作業時間を長く取ることができます。
梅雨の時期は雨で塗料が流れおちてしまうため、基本的には雨の日は工事自体がお休みとなります。そのためこの時期は、工期が予定より延びてしまいがちになります。
梅雨明け後は夕立が降りやすいので、工事の中断の可能性が高まります。
気温が高いため、窓を締めきって過ごすには暑さが厳しく、お盆には塗装会社がお休みのため工事が行われないといったデメリットがあります。
春同様に天気の良い日が多く、塗料にとって適温であることもあり、塗装工事に適した季節です。
秋雨前線や台風により工期が延びやすい季節でもあります。
また、春と同じように職人が繁忙期になりやすく、予約が取りづらくなるといったデメリットがあります。
降雪地域以外は一年のうちで最も降水量が少なく湿度も低い日が続くため、塗料が壁面に密着しやすく施工不良が生じにくい季節です。
作業日程が調節しやすいというメリットもあります。
気温5℃未満で塗装を行うと、乾燥不良による塗りムラや塗膜の耐久性低下が生じるため、気温の低い日は工事が中断します。
日照時間が短いため、ほかの季節に比べて工期が延びがちというデメリットがあります。
地域によって天候の違いがありますので、外壁塗装を行う際には季節による特徴も考慮して予定を立てることをおすすめします。
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