2022/11/28
コラム
クロス(壁紙)は大量生産で安価ということもあり、内壁がクロス(壁紙)仕上げになっているお住まいは多く存在します。
しかし最近では、壁紙よりも塗装の方が質感の高さやカラーバリエーションの豊富さが魅力となり、内装を塗装するケースが増えています。
壁紙と塗装のメリット・デメリットについてご紹介します。
壁紙は安価で、種類が豊富にあり、張り替えを容易に行うことができるといった特徴があります。
部屋の雰囲気や好みによって、塗装のように何日もかけずに壁紙で内装を変えることが可能です。
お手軽にリーズナブルに模様替えを行いたい方におすすめです。
一般的には10~15年で壁紙は弱り、汚れや日焼けが目立ってきます。
部分的な補修は難しく、補修ではなく壁紙自体を変える必要があります。
壁紙よりも自由度が高く、カラーバリエーションが豊富にあるのが内装塗装です。
メリットには次のようなものが挙げられます。
・質感の高さ
・カラーバリエーションの豊富さ
・汚れた箇所の部分補修が可能
壁紙では出すことのできない素材感を実現できます。重厚さや温かみのある空間を作ることが出来ます。
複数の色を混ぜ、オリジナルの色を作ることができるので、壁紙よりも多くのカラーバリエーションがあり、望む色の内装にすることができます。
一般的な塗料の耐久年数は約10年と、壁紙お大きくは変わりませんが、部分的な汚れや色変えを行うことができるのが塗装のメリットです。
部分的な補修であれば、周囲と同じ色を対象の箇所に塗れば良いので大がかりな手間はかかりません。
壁紙に比べると、次のような点がデメリットになります。
・塗り替え時のニオイが気になる
・手間と費用がかかる
・汚れがつきやすい
塗料は揮発性なので次第にニオイは無くなっていきますが、塗り替えた直後は塗料のニオイが強く残ります。
窓などを開け、しっかりと換気するようにしましょう。
塗料には耐久性を高めるものや、建物の材に適した種類があります。
目的に応じた塗料の用意や、色の調合などで手間がかかり、また、壁紙よりも単価が高くなるので費用がかかります。
塗装時には、どうしても塗料が落ちたり塗った箇所から垂れたりするので汚れがつきやすくなります。
塗装を行う際にはしっかり養生しておくことが重要です。
求める空間と、費用、手間を確認して、壁紙と塗装のどちらが良いか選ぶことをおすすめします。
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