2022/12/16
コラム
雨漏りや汚れの事を考えると定期的に行わないといけない屋根塗装。
しかし、時期によっては屋根塗装に適さない時期もあるので、できれば適した時期に屋根塗装は行いたいところです。
果たして屋根塗装はいつ行えばいいのでしょうか。
今回は屋根塗装を行うべき理想の時期をご紹介します。
屋根塗装は、文字通り塗装の作業なので、乾燥した時期に行った方が乾きやすく、作業も捗ります。
乾燥した時期となれば冬がベストだと思いがちですが、冬は屋根塗装に適していません。
その最大の理由は温度にあります。
屋根塗装などに使う塗料は、寒いと乾きにくいという性質があります。
そのため、いくら乾燥しているからといって冬場に屋根塗装を行うのはベストではなく、できれば避けるべき時期と言えます。
そして暑すぎるのも屋根塗装には適していません。
屋根は太陽光に晒されるので、体感温度以上に温度が上がりやすくなります。
場合によっては50度前後になることもあり、この中で塗装を行うと塗料が蒸発・揮発するため、思ったような仕上がりになりません。
屋根塗装に適した条件は、「暑すぎず寒すぎず」、「乾燥したタイミング」この2つがポイントになります。
屋根塗装に適した条件を考慮すると最も適したシーズンは春と秋です。
いずれのシーズンも暑すぎず寒すぎず、天気も安定しやすく、屋根塗装日和となります。
ただ秋に関しては、夏の延長線上のような気候が続くため、その判断がつきにくいことが言えるでしょう。
また春に関しても、6月の梅雨はさすがに適しているとは言えないので、4月ないし5月、10月もしくは11月は条件が整いやすいと言えます。
北海道のような雪国では上記のシーズンですら不十分なことがあるので、夏あたりがベストになるケースも考えられます。
一方で沖縄などは本州よりも台風の影響があるので、春先がベストになることがほとんどです。
場合によっては冬でもさほど気温が下がらないので冬もベストの時期に入ると言ってもいいでしょう。
ここまで屋根塗装の理想的な時期をご紹介してきましたが、どうしても冬に屋根塗装をしなければならない場面も出てきます。
この場合、最も注意すべきなのは気温以外に時間帯が挙げられます。
冬場は気温が下がりやすく、空気中の水分が寒さで露となって出てくるため、屋根塗装に影響を与えるからです。
気温がより下がる時間帯に起きるので、太陽が出ている時間帯に作業を終えないといけません。
特に冬場は気温の影響で乾燥のスピードが落ちるので、時間をかける必要があります。
冬場でもできないわけではありませんが、制約が色々と出てくるので、できれば春や秋に行うのが確実です。
ただ冬場は天気が崩れにくく、乾燥しやすいというメリットもあります。
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