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2023/01/16

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【要注意】屋根の劣化を放置すると起きる危険性とは


マイホームを守るためには定期的なメンテナンスが必要だと知っていますか?実は住宅は人が暮らしている間は生きていますが、生きている間ずっと健康でいられるとは限りません。

この記事では、マイホームを守るために必要な定期的なメンテナンスの一つである「屋根の劣化」と放置する危険性についてお話しします。

  • 屋根の劣化を放置するとどんな危険性がある?
  • どうして屋根の劣化を放置したら危険なの?
  • 屋根の定期検査とメンテナンスの期間について

屋根の劣化を放置するとどんな危険性がある?

屋根は常に外気や太陽にさらされています。一番頑丈な建材で造られてはいますが、紫外線や風雨にさらされて何年も経過すると、屋根の持っていた強度や耐久力がどんどん削られてしまうのです。

つまり屋根の劣化の始まりです。最初は劣化に気づけませんが、放置するとどんどんその変化に気づくようになるのです。まずは劣化を放置したらどうなるのかを紹介します。

初期:屋根にコケが生える

新築の住宅の屋根は屋根用の塗料が使われていて、コケやカビが発生しにくい状態です。もちろん風で泥や砂が運ばれてきてもびくともしません。外壁用塗料に比べると汚れにも強いからです。

しかし屋根が劣化すると防汚機能が低下して、徐々にコケやカビが発生しやすくなってしまいます。この段階ならまだ問題は起こりにくいですが、実はこの段階ですでに十分危険があるのです。

中期:屋根材と下地が剥がれて落下の恐れがある

この段階までくると、屋根材と下地の部分が少しずつ剥がれてきます。これは劣化が原因で屋根材と下地部分の密着度が下がるからです。この段階になると強風で屋根材が飛ばされます。

他にも屋根を見たときに歪んで見えるなどの、構造的な変化に気づくようになります。

後期:雨漏りが発生し建物全体が歪む

屋根材が剥がれてしまったり、屋根材の塗料が劣化した状態を放置し続けると、今度は歪みやすき間などから雨水が建物内に侵入してきます。こうなるともう手が付けられなくなってしまいます。

雨漏りによる水を家の木材が吸収し、建物に歪みが生じるからです。特に顕著に表れるのが天井の歪みや壁のシミです。こうなるともう末期の状態なので、すぐにでも屋根の修復をしなければなりません。

ちなみにこの状態まで放置すると、屋根だけではなく家全体の診断が必要になり、屋根以外の部分の修復も必要になります。

どうして屋根の劣化を放置したら危険なの?

その理由は話さなくても後期の状態を知れば容易に想像できます。家全体が歪んでしまって崩れてしまう可能性があるからです。また、家の柱が水を吸ってしまうと腐ってしまったりシロアリが繁殖したりします。

もっと簡単にわかりやすいのが廃墟です。廃墟は屋根が劣化した状態をそのまま放置した未来です。屋根が抜けるとあっという間に建物が倒壊しますよね。だから屋根のメンテナンスは欠かしてはいけないのです。

しかし、屋根のメンテナンスを定期的に行えといわれても、どのくらいの期間でメンテナンスや点検がをすればいいのかがわかりにくいものです。

屋根の定期検査とメンテナンスの期間について

屋根の定期検査とメンテナンスが絶対に必要なのは事実ですが、実際に屋根の寿命ってどのくらいだと思いますか?実は屋根の寿命は屋根材によって違いますが、20年~30年といわれています。

つまり新築の場合は築年数20年を過ぎたら、点検をスタートすれば問題はありません。しかし築年数がある程度経過している建物に関しては、屋根の診断をお願いするのをおすすめします。

また、台風や地震などの災害によって、被害が多い地域の場合は万が一を考えて検査を受けると安心です。参考までに屋根の検査にかかる費用は0円~5万円程度です。

もし検査をして補修や張り替えが必要な場合でも、140万円~380万円の費用で修繕が可能です。

ここまで、屋根の劣化を放置した場合の危険性についてお話ししました。屋根は家全体の劣化を左右する大事な要です。新築から20年以上経過したり歪みなどの異変を感じたら、すぐに検査をしてみてください。

メンテナンスの頻度は高くありませんが、業者に依頼する際には複数社に見積もりをして、適正価格で修繕をしてください。この記事がそのお役に立てれば幸いです。

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