2023/01/23
コラム
外壁塗装など、実際に用いる塗料を選ぶ際には色々なポイントがあります。
業者から強く勧められるものもあり、それが本当に妥当なのか、注意しなければなりません。
塗料選びで気を付けるべきポイントについてご紹介します。
塗料には様々な性質があり、紫外線に強い、風雨に強いなど色々な特性があります。
ここでポイントとなるのが、家が建っている環境です。
例えば、風雨に晒されやすい環境であれば汚れがつきやすく、汚れが落ちやすい塗料を選ぶのが理想的です。
また、太陽が当たりにくいところだとカビが発生しやすく、カビを防ぐような塗料の方が見た目にもいいでしょう。
このように、家が建っている環境から理想的な塗料を選ぶことで納得のいく仕上がりを長く維持することができます。
外壁塗装は家を守るために行うものであり、何から守るために行うのかを明確にしておく必要があります。
必要なものを取り入れるために、適した塗料を選んでいきましょう。
外壁塗装は定期的にやらないと家を劣化させてしまいます。
例えば家を売却せざるを得ない場面で築年数以上に美しく見えるか、築年数相応か、はたまた築年数以下の見た目かで売却額はだいぶ変わるでしょう。
とはいえ、10年に1回常に外壁塗装を行い続けるのは何かと費用がかかります。
そのため、費用面で塗料を選ぶことが必須となりますが、ここで考え方が2つに分かれます。
1つはウレタン塗料やシリコン塗料のように安さを求めるケース。
もう1つは無機塗料のように値段こそ高いものの、耐久年数が長いケースです。
安い塗料だと確かに安く済みますが、天候などの影響で耐用年数より短く寿命を迎えることも十分に考えられます。
一方で無機塗料のように値段こそかかるものの、品質が抜群にいいため、長く外壁を守り、長い目で見て費用が抑えられるケースも出てきます。
10年に1回、場合によってはそれより短いスパンで塗装をすることになっても問題ないのかなど、事前の確認が求められます。
外壁塗装を行うケースとして、家を美しく見せたい、白い壁を維持し続けたいという見た目重視のケースと、住まいを守る住まい重視で分かれます。
白い壁の家は汚れが目立ちやすいため、汚れにくい塗料を塗ることでちょっとした掃除で簡単に汚れが落ちるような塗料が人気になります。
住まい重視であればひび割れを避けたい、耐久年数を高めたいことに着目し、近年知名度が上がっているラジカル塗料を導入するケースも出てきています。
見た目重視の塗料の中には、見た目の質感が独特なものもあり、よりおしゃれさを際立たせるものもあります。
より美しい見た目の家として演出するのか、もしくは、長く住めるように家を守るために行うのか。ここを明確にしておくだけで、あとは費用面や機能面などに気を付ければおのずと理想的な塗料を選べるようになります。
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