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2023/01/27

コラム

防水塗装を行える場所はどこ?


防水塗装は家の中に水が入り込まないように行う工事を指します。
そのため、水に関連する場所において防水塗装を行っていきます。
果たして、防水塗装を行える場所はどこに存在するのでしょうか。

今回は防水塗装を行える場所についてご紹介します。

  • 主に防水塗装を行うのは屋根や屋上
  • ベランダに防水塗装をするケースも
  • 駐車場も防水工事の対象に

主に防水塗装を行うのは屋根や屋上

防水塗装を行うのは、家の中に水が入り込まないようにするためであり、風雨に晒されやすい場所で防水塗装を行います。

そのため、屋根や屋上は防水塗装を行うのに最も一般的な場所となります。
特に屋上は平らになっているため、雨が降った際に雨水がたまりやすくなり、防水塗装を行わないといけません。

防水塗装自体は、ウレタン防水工法やFRP防水工法など様々な手法があります。
これらの工法は防水塗装を行う規模などで変わります。

塗装ではなくシートで防水を行うパターンもありますが、費用面を考えるとウレタンでの防水塗装が一般的です。
塗装のいいところは、つなぎ目がない形で塗装ができるので、つなぎ目から雨水が侵入することを防げる点です。
狭小地では3階建てにして、3階部分にちょっとした屋上を設けるケースもあり、そのような場所に防水塗装を行うことで雨漏りを防げます。

ベランダに防水塗装をするケースも

屋根や屋上のようにダイレクトに雨水がたまっていくところもあれば、ベランダに防水塗装を施すこともあります。

ベランダではFRP防水工法が用いられやすいです。
FRPはとても軽いため、築年数が経過した家屋に用いることで負担を最小限にしつつ、雨漏りを減らすことができます。

屋根や屋上との決定的な違いは頻繁に利用する点です。
屋根や屋上はあまり立ち入らないことが多いですが、ベランダは洗濯物を干したり取り込んだりする時に頻繁に利用するため、耐久性という要素も必要となります。
FRPはこの耐久性に強く、ウレタンとはまた違う性質で防水の効果を出しています。

また、塗ったら固まりやすいのもFRPのメリットであり、ウレタンのようにそこそこ時間がかかる手法とは異なります。

一方で、FRPは伸縮性に欠けるため、ひび割れを起こしやすいというデメリットもありますが、ベランダなら心配いりません。
面積が狭いところであれば、伸縮性に乏しくても影響は少ないからです。

駐車場も防水工事の対象に

家に関しては屋根や屋上、ベランダが一般的ですが、賃貸マンションなどは共用部分に防水塗装を施すケースもあります。

そして、マンションや商業施設の駐車場でも防水塗装を行います。
駐車場の場合は車が走るため、耐久性を高めなければならず、防水と耐久性それぞれが重要となります。
硬質ウレタン樹脂を使う方法や、ウレタンとFRPを複合させる方法、モルタルを使った手法、アスファルトのシートなど様々です。
ウレタン樹脂の中にはわずか数十秒で固まり始め、3分程度で車で走れるようになるものもあります。

防水塗装は雨が当たる場所であれば基本的に対象になりやすいと言えます。
防水塗装が必要だとお思いの方は、どうぞご参考ください。

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