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2023/02/13

コラム

想像以上に多い!屋根塗装・屋根材の種類


昔から屋根材として使われているものとして瓦があり、もっと昔に遡れば茅葺屋根を思い浮かべる人もいるでしょう。
さすがに茅葺屋根はかなり少なくなっていますが、屋根材だけで瓦以外にもたくさん存在します。
屋根材がたくさんあれば、屋根塗装で用いる塗料もそれだけ豊富です。

今回は屋根塗装・屋根材の種類についてご紹介します。

  • 大きく分けて4つに分けられる屋根材の種類
  • 屋根塗料にはどんなものがある?
  • 屋根塗装には回数制限がある?

大きく分けて4つに分けられる屋根材の種類

屋根材はすべて合わせると10種類近くあると言われていますが、これをカテゴリー別に分けるとおよそ4種類です。
昔懐かしい瓦は粘土瓦、近年多くの一戸建てで用いられるスレート瓦、コンクリート瓦などのセメント瓦、そして、金属系の4種類です。
それぞれにメリット・デメリットがあり、一概にどれが一番優れていると断言することはできません。

例えば、昔からある日本的な家屋には日本瓦がおすすめです。
一方、地震に備えて地震に強い家を建てたい場合には軽さがあるスレート瓦などがいいでしょう。
また海にの近くに家がある場合はステンレス製の屋根にすることで経年劣化を抑えることができます。

大きく分けて4種類に分けられる屋根材ですが、それぞれに特徴があります。

屋根塗料にはどんなものがある?

屋根塗料は基本的に外壁塗装で用いる塗料とあまり差がなく、素材も似ています。
一般的な塗料はウレタン塗料やシリコン塗料、他にはフッ素塗料などがあります。
外壁塗料で用いるアクリル塗料はさすがに耐用年数の問題もあって、屋根塗料ではあまり用いられません。
外壁塗料ではシリコン塗料が人気ですが、屋根塗料でもその人気は同じで、屋根にもシリコン塗料が用いられます。

またフッ素塗料の場合は耐用年数が長く、耐熱性が高いのが特徴的です。
塗り替えの回数を減らすにはガラスなど経年劣化があまりない成分を交えた無機塗料がおすすめです。
耐用年数が長く、効果も色々あるとそれだけ費用がかかります。

しかし、耐用年数や1回あたりの費用を考えると長い目で見ればあまり差は生じません。
他の塗料で2回行うところ、別の塗料なら1回で済む場合に後者の方が安くなるからです。
あとは光熱費を考慮して遮熱塗料を塗って家の温度を抑える効果があります。

屋根塗装には回数制限がある?

スレート瓦や金属製の屋根など、様々な種類がある屋根材ですが、実は塗装が行える回数には限度があると言われています。
これは塗装を何度も行う中で塗装の膜がそれだけ厚くなってしまうので、割れる可能性が生じるからです。
特にスレート瓦に関してはおよそ3回ぐらいが目安となり、それ以降は新しい屋根に変える必要が出てきます。

また屋根は雨風の影響を受けやすいため、耐用年数がかなり過ぎてから塗装を行おうと思っても塗装だけでは限度がある場合があります。
こうした場合も新しい屋根に変えることになるでしょう。
定期的にチェックすることは、屋根を長持ちさせることや費用を抑えることにもつながります。
前回の塗装から5年ないし10年を目安に屋根塗装の検討を行いましょう。

屋根は太陽光や雨などで、他の箇所より外部からの刺激を多く受けます。屋根材と機能を考慮し、適切な塗装を行うようにしましょう。

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