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2023/03/14

コラム

塗料のF☆☆☆☆(Fフォースター)の意味と安全性


外壁塗装や内装工事を予定している方の中には、シックハウスを引き起こすホルムアルデヒドが気になる方も多いです。本記事では外壁・内装塗装に使用する「F☆☆☆☆(Fフォースター)」塗料を紹介します。

  • シックハウス症候群を引き起こすホルムアルデヒド
  • F☆☆☆☆(Fフォースター)とは
  • 屋外ならF☆☆☆☆じゃなくてもいいのでは?
  • 塗料の規格は塗料の缶に記載されている
  • F☆☆☆☆(Fフォースター)を使用する際に気を付ける点

シックハウス症候群を引き起こすホルムアルデヒド

過去、日本では住宅の外壁や内装塗料が原因で、多くの方がアレルギー症状を引き起こしたことがニュースで取りざたされていました。強いアレルギー反応を引き起こした原因が「ホルムアルデヒド」です。

ホルムアルデヒドは有機化合物の一種で、フェノール樹脂やメラミン樹脂などの原料や、接着剤の原料としても使用されていました。外壁塗装用の塗料や壁紙などから揮発します。

それを吸引してアレルギー反応を引き起こすと、呼吸器系の異常や発がんなどの健康被害が出る可能性が高い物質です。

F☆☆☆☆(Fフォースター)とは

現在では、建築資材のホルムアルデヒドの量は決められています。含有量は等級が定められました。その等級区分は4段相です。等級区分と内容については以下の表で紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

等級 表示 放散速度(mg/㎡・h) 放散量 制限
第1種 無印 0.12以上 1.8以上 使用不可
第2種 F☆☆ 0.2~0.12 0.35~1.8 使用制限あり
第3種 F☆☆☆ 0.005~0.02 0.12~0.35 使用制限あり
第4種 F☆☆☆☆ 0.005以下 0.12以下 制限対象外

※使用制限は屋内での制限です。

表をご覧になれば一目瞭然ですが、ホルムアルデヒドの量が非常に少なく、室内に拡散する有毒物質も人体に影響を及ぼす心配もほぼありません。これがF☆☆☆☆(Fフォースター)塗料です。

その等級の中でもF☆☆☆☆(Fフォースター)は最も等級が高く、安全性が高い塗料として認められた塗料です。

屋外ならF☆☆☆☆じゃなくてもいいのでは?

ホルムアルデヒドの含有量が多くても、外壁で無印が使えるなら無印の方が安くていいのでは?と思う方もいるかもしれません。確かに外の塀などを塗装するのであれば、塗料に気を使う必要はないかもしれません。

しかしたとえば軒先や縁側などの場合は屋内から塗装するケースがあります。外気を取り入れるために窓を開けた場合、健康被害が及ばないとも限らないのです。

そのため、最近では外壁用の塗料にもF☆☆☆☆(Fフォースター)を選ぶ業者が増えているのです。

塗料の規格は塗料の缶に記載されている

塗料を選ぶ際に等級が気になるところですが、塗料の等級は塗料缶に記載されています。外壁塗装をするにしても内装をお願いするにしても、ホルムアルデヒドの含有量をしっかりチェックして選ぶのをおすすめします。

塗料の缶への表示も紹介した通りの表示がされているので、F☆☆☆☆(Fフォースター)なら安心してお使いいただけます。業者に依頼する場合もあらかじめF☆☆☆☆(Fフォースター)かどうかの確認をしてください。

F☆☆☆☆(Fフォースター)を使用する際に気を付ける点

シックハウス症候群はF☆☆☆☆(Fフォースター)の塗料を使用したからといっても安心はできません。シックハウス症候群を発症するかどうかは個人差も関係しているからです。

もし内装・外壁塗装を行う際には、換気を十分に行い健康被害を可能な限り抑える努力や工夫も必要です。特に内装の場合ならシックハウスの原因を軽減できる機能を持つ空気清浄機を使用するのもおすすめします。

最後に、業者選びも重要なポイントです。業者にシックハウス症候群の予防できる塗料を使用しているのかや、施工する際の換気についての相談も事前に行っておくのがおすすめです。

せっかく家を美しくするのであれば、そこで長く暮らす家族の健康についても考えてくれる業者を選びましょう。

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