2023/06/01
コラム
まず結論からお伝えすると、外壁塗装においては色あせしやすい色・しにくい色に注意しなければなりません。
この記事では、外壁塗装を検討している方に向けて、色あせしやすい色・しにくい色、色あせの原因などをお伝えします。
なお、色あせしやすい色・しにくい色を把握することも重要ですが、色あせについて対策をすることも大切です。
住宅に合わせた外壁塗装をおこなうことで、外壁寿命を延ばすことにもつながります。
外壁は常に日光にさらされています。
外壁は日光による紫外線を浴び続けると、色あせを発生させてしまいます。
紫外線に反応して外壁塗料の顔料成分が破壊されてしまうことで、色あせが起こる仕組みです。
また、酸性雨によって外壁塗料に含まれる化学物質が化学変化を起こし、色あせが発生するケースもあります。
一般的に外壁塗装の寿命は約10年といわれているため、その年数を目安に外壁塗装のメンテナンスが必要になります。
赤色は最も色あせしやすい色であるといわれています。
暖色系の彩度の高い塗料は紫外線を吸収しやすいため、色あせも発生しやすくなっています。
また、黄色も赤色に続いて色あせしやすい色の1つです。
赤色も黄色も化学物質によって形成されている部分が多いため、それが紫外線で破壊されてしまうことによって色あせも発生しやすくなります。
色あせしにくいのは、意外にも白や黒などの落ち着いた色であるといわれています。
白色は太陽光を吸収しにくい特性があり、紫外線によるダメージも受けにくくなっています。
仮に色あせが発生してしまったとしても、白色であれば色あせも目立ちにくいというのが特徴です。
また、外壁塗料の黒色の顔料は、カーボンブラックとなっています。
カーボンブラックは紫外線による化学物質の破壊が発生しにくくなっています。
さらに、汚れが目立ちにくいのも特徴です。
色あせが発生しているということは、外壁自体にもなんらかのダメージが発生しているということです。
外壁の劣化が進行するにつれて防水性能も低下し、雨水も侵入しやすくなってしまいます。
雨水が侵入してしまうと、住宅自体の躯体の腐食にもつながるでしょう。
そのため、色あせが発生している場合は放置せず、早急にメンテナンスをおこなうのがおすすめです。
・色あせの原因は紫外線や酸性雨
・色あせしやすい色・しにくい色の把握
・色あせの放置はNG
でした。
外壁塗装では色あせしやすい色・しにくい色を把握して、色あせが発生した場合は迅速にメンテナンスをおこなうことが大切です。
本記事を参考にぜひ、外壁の定期的なメンテナンスをして色あせを防いでください。
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