2023/12/12
コラム
ポリマー塗装を施すと、外壁の耐久性を上げることができます。
きれいな住宅に長く住むために、知識と技術のある業者に依頼しましょう。
ポリマー塗装のポイントや特徴などを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ポリマーという塗料を使った塗装作業を「ポリマー塗装」といいます。
単量体であるモノマーを複数重合してつくられた化学物質で、塗装の下地で使われることがほとんどです。
「築年数が長いのに外壁がいつもきれい」と感じる住宅はありますか? それはもしかするとポリマー塗装による効果かもしれません。
塗装をきれいに施しても、下地が不十分なら、結局は長持ちしないでしょう。つまりポリマー塗装は建物の寿命を延ばすために欠かせない工程なのです。
ポリマー塗装だけで外壁を仕上げることは、まずありません。
下地用の塗料なので、縁の下の力持ちといえるでしょう。
ポリマー塗装には、大きく分けて4つの特徴があります。
ポリマーは分子が小さいため、伸縮性に優れています。
そのため、モルタルやコンクリートの外壁には特におすすめです。ゴムのように伸びるためひび割れのリスクを緩和してくれるでしょう。
分子の小ささは防水性にも効果を発揮します。
眼には見えないほど密に塗膜を形成するため、雨水をしっかりシャットアウトしてくれます。
レインコートを着用した状態をイメージしてみてください。雨水は通さないものの、内側が蒸れて不快に感じたことはありませんか?
ポリマーには高い透湿性があるため、雨水を弾きつつも、内側の湿気を外に逃がしてくれます。まさに、住宅を理想的な環境に保つ、優秀な下地材なのです。
外壁をマットな質感に仕上げたいかたにも、ポリマー塗装はおすすめです。
下地に塗ってから上塗りすると、表面に細かな凹凸ができます。凹凸は光を分散するため、落ち着いた雰囲気の外壁に仕上げられるでしょう。
ポリマーには柔軟性がありますが、ポリマー塗装したからといって安心はできません。
地震や台風など外から想定外の力が加わると、ひび割れのリスクは避けられないでしょう。
しかしメンテナンスすれば問題ありません。業者に定期的なメンテナンスを依頼するのはもちろん、悪天候や自然災害の後は一度確認してもらうとさらに安心です。
またポリマー塗装には寿命があるので、時折ご確認ください。目安としては、壁を指で触ったときに白い粉がついたり、今までよりコケが発生しやすかったりしたら、塗り替え時期です (ポリマー塗装を含む外壁塗装)。
メンテナンスや塗り替えで強度を維持できるので、業者と連携しながら、住宅をしっかり守っていきましょう。
信頼できる業者とともに、快適な住宅をつくっていきましょう。
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