2024/02/13
コラム
塗装業者はいくつもあります。だからこそ、お客様はどの業者に依頼して良いのかわからなくなりがちです。
家の外装を任せるのですから、お客様に選ばれるのはやはり“腕の良い業者”でしょう。
「資格」はお客様にとって大きな判断材料になりますし、資格取得のために努力すれば業者・職人の腕もさらに上がります。
塗装業の資格や許可書について詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
「一級塗装技能士」は、非常に取得難易度の高い国家資格です。実技と学科の試験で合否が決まります。
・塗装で7年の実務経験がある
・二級塗装技能士の資格を取得して5年が経過
のいずれかで、受講資格が与えられます。
年に一度きり、しかも合格率は50%前後という難関ですが、だからこそ突破することで塗装のプロであると証明できるでしょう。特に代表者が取得すると強力なアピールになります。
お客様へのアピールには「県知事許可書」も効果的です。
・自己資本500万円以上
・経営経験5年以上
・不誠実、不正な行為をする恐れが明らかな者ではない
の3点が取得条件です。
なお都道府県をまたいで支店を出す(登記する)際は、国土交通大臣の許可が必要です。
取得条件は
・5年ごとにきちんと更新している
・塗装業実績10年以上
というように、さらに審査が厳しくなります。
塗装業の資格・許可書は、国家~民間までさまざまな種類があります。
今回は「国家資格・許可書」にフォーカスを当てて、それぞれの特徴を簡単に解説します。
先ほどお伝えした、合格率50%前後という難関な資格です。
実技と学科の試験で合否が決まります。
・塗装業で2年の実務経験がある
・職業訓練校に通う
のいずれかで受講資格を取得できます。
一級塗装技能士の育成をおこなう講師の免許を取得できます。(資格ではありません)
・塗装業で15年の実務経験がある
・一級塗装技能士の資格を持つ
のいずれかで受講資格を取得できます。
有機溶剤を安全に取り扱うために監督・指揮する資格です。
講習を受ければ取得できます。
高所作業車を運転できます。
特定化学物質を安全に取り扱うために監督・指揮する資格です。
大規模な工事において、品質・安全・施工計画などトータルに管理します。
一般的な工事において、品質・安全・施工計画などトータルに管理します。
引火性液体(経由、ガソリン、灯油、エタノールなど)を安全に取り扱います。
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