2024/04/18
コラム
築年数がある程度経過した住宅は、塗装でのメンテナンスが必要です。
しかし塗装の状態によっては「見た目はまだきれいだから必要ないのでは?」と思うこともあるでしょう。
では、塗装はなぜ必要なのでしょうか?
塗装の必要性について詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
塗装の必要性は、大きく分けて3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
新築のときは美しかった塗装も、年月の経過とともに少しずつ劣化するのは避けられません。
汚れが目立っていたり色あせていたりすると見た目が悪くなるので、塗装で新築のような美しさを取り戻しましょう。
塗装の際、色選びを楽しみにする方は少なくありません。
「今回はグレーの塗料でスタイリッシュに仕上げたい」「今回はパステルイエローの塗料で明るい雰囲気に」など、思いきったイメージチェンジをすると気分もリフレッシュしそうです。
塗料には、建物を自然環境から守る役割もあります。
建材に塗膜をつくると、外的ダメージを大きく軽減してくれるのです。
たとえば、雨水をシャットアウトしたり、紫外線による色あせを防いでくれたり等が挙げられます。
新築時に塗装しても、年月とともに少しずつ機能性が劣化していきます。「室内に雨水が侵入した」となっては大掛かりな工事になってしまうので、定期的な塗り替えメンテナンスで機能性をしっかりキープしましょう。
現在、さまざまな塗料メーカーから、さまざまな種類の塗料が市販されています。
塗るだけで効果が期待できるので、快適な生活のためにも塗装が欠かせません。
たとえば、断熱・抗菌・防サビ・防カビ・防虫・結露防止・汚染防止など、目的別に塗料を選ぶことが可能です。
「湿気の多い地域なのでカビに困っている」「夏の室内が暑すぎる」など、困っていることはありませんか? 業者と相談しながら、悩みを解決できるような塗料をお選びください。
塗膜の劣化は、塗り替えサインのひとつです。
一般の方でもわかりやすい症状が起こるので、5段階に分けて詳しく見ていきましょう。
1 塗装面にツヤがなくなってくる
2 塗装面が色あせてくる
3 チョーキング現象が発生する(触ると白い粉がつく)
4 塗装面がひび割れてくる
5 塗膜が剥がれてくる
塗装のタイミングは3です。4のひび割れまで進行すると雨水が侵入するリスクが高くなるので、それより前に対処してください。
なお、5は塗装の保護機能がほとんどなくなった状態を意味します。建材に直接ダメージが及ぶので、見えない部分で腐食が進行するかもしれません。そうなると塗装だけではメンテナンスできず、建材ごと交換になり高額の費用がかかるのでご注意ください。
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