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2024/07/01

コラム

塗装で行うアレルギー対策


塗装業の方は、特有のアレルギー症状に悩まされることが少なくありません。
塗料に含まれる成分は時に人体へ影響を及ぼすことがあるので、塗装するときはアレルギー対策を忘れずにおこなってください。

では、塗装による主なアレルギー症状や対策について見ていきましょう。

  • 塗装による主なアレルギー症状
  • 塗装で行うアレルギー対策

塗装による主なアレルギー症状

塗装によるアレルギー症状は、大きく分けて5つあります。
ほとんどの場合、塗料に含まれるシンナーの影響です。

頭痛

臭いに敏感な方やシンナーの臭いに慣れていない方は、塗装中に頭痛がすることがあります。
これはシンナーに含まれる揮発性有機化合物(VOC)によるものです。
最近ではVOCが少ない塗料も市販されているので、そのような塗料を選ぶのもひとつの方法でしょう。

皮膚のかゆみ

塗料に含まれるホルムアルデヒドは、皮膚のかゆみを引き起こすことがあります。
これは一般的に「シックハウス症候群」と呼ばれ、今は無反応でも将来的にアレルギーを発症することがあるので、特に子どもは注意が必要です。
また、人によっては、シンナーを吸うことでアトピー性皮膚炎が悪化することもあります。

吐き気

塗料に含まれるシンナーは、吸入すると中枢神経が麻痺して、脳に影響することがあります。
吐き気がしたら一旦作業を止めて、その場を離れ、きれいな空気を吸いましょう。

のど・鼻の痛み

塗料に含まれる揮発性有機化合物(VOC)は、のどや鼻に影響を及ぼすこともあります。
たとえば、
・のどが痛くなる
・声がうまく出ない
・鼻水が止まらない
・鼻血が出る
・中耳炎になる
などが代表的でしょう。

ただ、アレルギーの原因は他にあるかもしれません。(花粉やダニなど)
症状が気になるときは一度医療機関を受診しましょう。

目の痛み

シンナーを吸引すると目が痛くなることもあります。
痛くなったら一度休憩して、シンナーの場所から遠ざかりましょう。

塗装で行うアレルギー対策

塗料に含まれるシンナーは人体に悪影響を及ぼすことがあります。
しかし塗料を使わずに塗装するのは不可能です。

塗装をするときは入念にアレルギー対策をおこない、疾患のリスクをできるだけ回避してください。

肌が隠れる服を着用する

実は、シンナーは脂質と混ざる性質を持っています。
そのため肌が出ていると、その部分の皮脂に混ざり、皮膚の奥底まで入り込んでしまいます。

長袖・長ズボンなどを着用して、作業中はできるだけ肌を出さないよう心掛けましょう。

不織布のマスクを着用する

塗装でおすすめなのは、防毒マスクやN95フィルター付きのマスクです。
これはミクロサイズの粒子を吸い込まないようにブロックできるので、今まで症状に悩んでいた方はぜひ試してみてください。

塗装にアレルギー対策は欠かせません。
シンナーは塗装に欠かせないからこそ、できるだけ体内に入れない工夫が必要です。

それでも違和感を覚えたときは、一旦その場から離れてきれいな空気を吸ってください。
万全な対策で、塗装作業に集中しましょう。

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