2024/07/19
コラム
外壁塗装には「ダブルトーン」という工法があります。
ダブルトーンで仕上げると立体感が出るので、おしゃれな雰囲気の外観になるでしょう。
ダブルトーン工法とは何か、またダブルトーン工法のメリット・デメリットなどを解説するのでぜひリフォームの参考にしてください。
ダブルトーン工法とは、外壁塗装の工法のひとつです。
目地部分(タイル同士の継ぎ目)とタイル部分を違う色で仕上げることにより、一般的な単色塗りとは異なる、独特の立体感が出るのが特徴です。
・レンガ調
・タイル調
・窒業系サイディング
など凹凸のある外壁に向いていますが、その反面、凹凸が少なかったり目地がなかったりする外壁には施工できません。
お住まいの外壁をダブルトーン工法で仕上げたい場合、施工できるかどうか業者に聞いてみましょう。
おしゃれな見た目に仕上げられるダブルトーン工法ですが、メリットだけではなくデメリットも存在します。
どちらも把握して、納得のいく施工をしましょう。
・おしゃれな仕上がりになる:ダブルトーン工法では異なる配色を使うため、外壁に立体感が出ます。単色塗りとは異なる奥行きのある仕上がりに、ワンランク上のおしゃれを演出できるでしょう
・耐久性が上がる:ダブルトーン工法は4度塗り(下塗り・中塗り・上塗り・仕上げ塗り)で仕上げます。塗装の回数が多いほど膜が厚くなり耐久性が上がるので、通常の塗装よりも長持ちするでしょう
・施工費用が高め:ダブルトーン工法は塗装回数が多いので、それだけ塗料の量が増えたり手間がかかったりします。そのため一般的な塗装方法に比べて費用が高くなりがちなのでご注意ください
・失敗すると10年間は同じ色:ダブルトーン工法で仕上げた外壁は耐久性に優れているので、メンテナンスの頻度も約10年間と長めです。しかし裏を返せば、失敗しても10年間は同じ色ということです。納得のいく仕上がりにするために、塗装業者のアドバイスも踏まえながら色を選んでいきましょう
ダブルトーン工法では異なる色を使って仕上げていきます。
そのため、
・外壁のどの部分にダブルトーン工法を使うのか
・どの色とどの色を組み合わせるのか
の2点について、塗装業者としっかり打ち合わせしておきましょう。
できれば口頭ではなく、サンプルなどを用いて実際に目でイメージを確認することをおすすめします。
「色が決められない」など困っていることがあれば、業者に相談してみてください。プロの視点や経験から、おすすめの色の組み合わせなどをアドバイスしてくれるでしょう。
信頼できる塗装業者と、機能的でおしゃれな家をつくりましょう。
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