2024/08/09
コラム
屋根塗装をするなら、施工手順を知っておくことをおすすめします。
具体的な流れを把握して、必要に応じて業者とスケジュールの相談をしながらすすめていきましょう。
屋根塗装は、実際の塗装作業以外にも“やること”がたくさんあります。
順を追って解説するので、一つひとつ詳しく見ていきましょう。
ある日突然、近所で工事が始まったら驚きますよね。
トラブルを未然に防止するために必要なのが、挨拶まわりです。
業者が代行してくれることもありますが、できれば施主も同行すると好印象でしょう。
足場設置の1週間前~前日を目安に、
・屋根塗装を実施すること
・屋根塗装のスケジュール
・業者の社名や連絡先
などを伝えてください。
足場を設置する前に、施主の立ち合いの元、現場確認がおこなわれます。
主に確認するのは、
・屋根の劣化状況
・具体的にどこが劣化しているのか
・足場設置や屋根塗装の際に、作業の邪魔になりそうなものはないかどうか
の3つです。
このとき、施主からも「作業が始まっても動かせないもの(植物など)」があれば業者に伝えましょう。
屋根塗装の際は、屋根はもちろん外壁にも足場を設置していきます。
足場の設置の際は大きな音がするので、気になる方は設置時に外出したり、あるいは耳栓をつけて過ごしたりすることをおすすめします。
塗装を施す部分を、高圧洗浄機を使ってきれいにします。
高圧洗浄機では、
・古い塗膜
・屋根の汚れ
・屋根に生えたコケ
などを除去できます。
大量の水を使うため、洗浄中は窓を開けないようご注意ください。
洗浄を終えたら、下地調整をします。
具体的には、
・釘の処理
・部材の交換
・ひび割れ処理
などが挙げられます。
高圧洗浄と下地調整を経て、塗装の前準備が整いました。
しかし塗装する前に、周辺をきれいにカバーしましょう。
塗料が付着してほしくない場所は、養生シートなどで保護してください。ドア、窓、室外機など細かな部分も養生の範囲です。
すべての準備が整ったら、いよいよ塗装です。
塗装は一般的に、下塗り→中塗り→上塗りの3工程です。
独特のにおいが発生するので、換気は十分にしてください。
塗装作業が終わったら、施主立ち合いの元で完了検査がおこなわれます。
・塗り残しはないか
・塗料の飛散はないか
・養生のはがし忘れはないか
などをチェックして、気になることは業者へ伝えましょう。
完了検査が終わったら、撤収の準備です。
足場を解体しますが、このときも大きな音がするのでご注意ください。
屋根塗装は、雨漏り防止のために欠かせない工事です。
業者と連携しながら、納得のいく仕上がりを目指しましょう。
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