「地域密着型」の塗装工事会社大和装業株式会社

2024/09/23

コラム

防水塗装はなぜ必要？

「防水塗装って本当に必要なの？」と、施工を躊躇する方は少なくありません。

防水塗装は、住宅に快適に住み続けるために欠かせない工事です。
防水塗装の必要性について詳しく解説するので、ぜひリフォームの参考にしてください。

防水塗装はなぜ必要？

防水塗装が必要な理由は、大きく分けて3つあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

雨漏りを防ぐため

外壁の塗装でも屋上の塗装でも、雨漏りを防ぐために防水塗装は欠かせません。

「外壁から雨漏り」と聞くと少しイメージしにくいかもしれませんが、雨漏りは外壁から起こることもあるのでご注意ください。
外壁にヒビが入っていたりコーキングが劣化していたりすると、そこから雨水が侵入します。一般的にイメージするような「天井からポタポタ」ではないので、気づいたときには手遅れというケースが目立ちます。

シロアリ発生を防ぐため

シロアリは腐食した木材を好みます。
防水機能が低下した建物には雨水が染み込み、次第に建材を侵食します。湿った建材はシロアリのエサになったり、その中にシロアリが巣をつくったりするケースも珍しくありません。

建材は見えない部分だからこそ、常に健全でなければなりません。
ボロボロになっていると建物の耐久性に影響が及び、地震のときに倒壊のリスクさえ出てきます。

高額な修繕を回避するため

防水塗装は経年劣化するので、メンテナンスしないと防水性はかなり低下します。
防水性がないと雨水が侵入し、建材を濡らし、室内に雨漏りします。

そうなると、「経年劣化によるメンテナンス」だけでは済みません。
濡れた建材を新しいものに変える作業も発生するため、作業はかなり大掛かりなものになるでしょう。メンテナンスだけの費用と比較して、100万円以上の差がつくことも珍しくありません。

「防水塗装をしないで支出を抑えたい」という方もいるかもしれませんが、むしろ反対です。支出を抑えるために、防水塗装が必要なのです。

防水塗装の機能性を高めるための対策

防水塗装の機能は、いつでも最大でなければなりません。
そのためには業者との連携が不可欠です。

一般的には、
・コーキングの打ち直し：古いコーキングを除去するか、除去せず上から追加で充填する方法の2種類があります
・再塗装する：外壁の防水塗装の場合、古い塗膜を剥がして、新しい塗膜をつくる作業をします。最近では汚れの付着を抑制する塗料も流通しています。機能性と美観を保つために、このような機能性塗料での塗装もおすすめです
・全体を張替える：すでに雨漏りが発生してしまった住宅では、建材ごと張替えなければなりません。すべて新品に変わるので建物の寿命は延びますが、費用はかなりかかります

ほとんどの場合、上記3つのいずれかで対策することになるでしょう。
どの工法にするかは、建物の状態を見ながら業者が判断するのでご安心ください。