2024/09/26
コラム
防水塗装は、雨漏り防止に欠かせない工事です。
では、防水塗装はどのタイミングでおこなうのが望ましいのでしょうか?
防水塗装に適した時期を紹介するので、ぜひリフォームの参考にしてください。
初めに結論から言うと、春夏秋冬いつでも防水塗装は可能です。
「梅雨は乾きにくいのでは」と心配する方もいますが、乾燥時間に余裕を持ったり、スケジュールを調整したりすれば、決して不可能ではないのです。
では、次の見出しから、季節ごとの防水塗装の特徴を見ていきましょう。
季節ごとに防水塗装の特徴を解説します。
業者は季節によって工事スケジュールを変えることが多いので、工期が気になる場合は問い合わせてみましょう。
春は比較的穏やかな天気が続きます。その点で言うと、施工がすすめやすい時期でしょう。
しかし春一番など強風の日は職人の安全が脅かされます。天候によってスケジュールを変更することもある、と覚えておきましょう。
夏は夕立やゲリラ豪雨など、なにかと雨に見舞われる時期です。
雨が屋根に残っていると変色や膨れにつながるため、施工は雨水が完全に乾いたのを見計らわなければなりません。
同時に、雨漏りが発覚しやすいのもこの時期です。雨漏りに気づいてから防水塗装を依頼しても手遅れで、建物の内側の濡れた建材ごと交換になります。そうなると、工事も費用もかなり大規模なものになるでしょう。
また猛暑では、暑すぎて施工部分に触れないことさえあります。職人の安全性に関わることなので、施工中断となることも珍しくありません。
秋は台風に見舞われやすい時期です。
落ち着いた天候なら施工しやすいですが、台風の予報が出るとスケジュール自体を見直さざるを得ません。
冬は塗料の乾燥にかなり時間がかかります。また天候によっては施工部分が結露・凍結することもあるので、施工自体できないこともあります。
特にシート防水は冬の施工には向いていません。シートが冬は収縮しやすいため、めくれや剥がれにつながる恐れがあるのです。
ただ、冬は絶対に施工できないというわけではありません。冬でも施工できるよう業者によって工夫していることもあるので、まずは相談してみることをおすすめします。
防水塗装は、雨漏りしてからでは手遅れです。
グレードのよい塗料を使っても経年劣化していくので、メンテナンス時期が来たら早めに業者へ相談してください。
なお、防水塗装に適切な時期は、施工依頼が集中する時期でもあります。「台風が来る前に施工したいのに〇週間先まで埋まっていると言われた」など都合が良いタイミングで施工できないこともあるので、できるだけ早めに予約だけでも済ませることをおすすめします。
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