2024/10/25
コラム
外壁塗装は建物の保護や美観を保つために重要ですが、塗装後も適切なアフターメンテナンスを行うことで、塗装の耐久性を長持ちさせることができます。ここでは、外壁塗装後のアフターメンテナンスで特に注意すべき点を3つの視点から詳しく解説します。
外壁塗装が完了した後も、定期的に点検を行うことが必要です。塗装が剥がれたり、ひび割れが発生していないかを確認することで、問題が小さなうちに対処でき、建物の劣化を防ぐことができます。点検は、3年から5年を目安に行うことが推奨されます。プロの業者に依頼して外壁の状態をチェックしてもらうことで、見落としがちな問題も早期に発見できます。
塗装後に発生したひび割れや塗膜の剥がれを放置すると、そこから雨水が浸入し、建物の内部までダメージが広がる可能性があります。ひび割れが小さいうちに、シーリング材や塗料で補修することが、さらなる劣化を防ぐ鍵となります。外壁の異常を発見したら、迅速に対応することが、長持ちする塗装を維持するための重要なポイントです。
外壁には、雨風や埃、排気ガスなどによる汚れが徐々に蓄積していきます。汚れが溜まると外観が悪くなるだけでなく、塗膜の劣化を促進する原因にもなります。特に、日当たりが悪い部分や風通しが悪い場所では、苔やカビが発生しやすいため、早めに除去することが大切です。外壁の汚れや苔は、定期的な高圧洗浄やブラシを使った清掃で簡単に取り除くことが可能です。
清掃を行う際は、強力な洗剤や硬いブラシでの過度な擦り洗いを避けましょう。これにより、塗膜を傷つけてしまい、防水性が低下する恐れがあります。優しいブラシや中性洗剤を使って清掃し、外壁へのダメージを最小限に抑えることが大切です。清掃を定期的に行うことで、塗装の寿命が延び、長期間美しい外観を保つことができます。
外壁塗装後のアフターメンテナンスでは、雨樋の点検と清掃も重要です。雨樋に落ち葉やゴミが溜まると、排水がスムーズに行われず、雨水が溢れて外壁に直接当たることがあります。このような状態が続くと、塗膜が劣化し、雨漏りの原因にもなりかねません。定期的に雨樋の掃除を行い、詰まりを防ぐことで、外壁の防水性能を維持できます。
窓枠やドア周りには、防水のためにコーキング材(シーリング)が使用されていますが、経年劣化によりヒビ割れや硬化が発生することがあります。この部分が劣化すると、雨水が建物内部に浸入しやすくなります。窓周りのコーキングがしっかりと機能しているかを定期的に確認し、劣化が見られた場合は早めに補修を行うことが大切です。
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