2025/04/21
コラム
外壁塗装をする際、意外と多くの方が悩むのが「色選び」です。完成後に「思っていたのと違った」「周囲の家と合わない」など、後悔の声も少なくありません。外壁の色は家の印象を大きく左右するだけでなく、汚れの目立ち方や街並みとの調和にも関わる重要な要素です。
本記事では、実際によくある失敗例と、それを避けるための色選びのコツをわかりやすくご紹介します。満足のいく塗装を実現するために、ぜひ参考にしてください。
小さな色見本で決めた色が、実際に広い壁面に塗られると「想像より明るい」「暗い」と感じることがあります。これは面積効果と呼ばれ、大きい面ほど明るく見える傾向があるため、事前にA4サイズ以上の色見本で確認するのが安心です。
個性的なカラーを選んだ結果、周囲の街並みや隣家とちぐはぐな印象に。特に白やベージュ系が多いエリアでは、奇抜な色は悪目立ちすることがあります。景観に配慮した配色が重要です。
真っ白や濃いブラックなどはおしゃれに見える反面、砂埃・雨だれ・カビなどの汚れが非常に目立ちます。汚れやすさも色選びの重要な判断基準です。
街並みとの調和を考えることで、見た目にも美しく、トラブル回避にもつながります。周囲の家の色味や雰囲気をチェックして、自然に馴染む色を選ぶのが◎。
最近では、実際の家の写真を使って色を確認できるカラーシミュレーションを提供する業者も増えています。仕上がりイメージが視覚的にわかるため、色のギャップを防げます。
同じ「グレー」でも、青みが強い・茶色が混じっているなど微妙な違いがあります。また、艶あり・艶消しでも印象は大きく変わります。質感まで意識して選びましょう。
屋内で見る色と、太陽光の下で見る色では印象が異なります。必ず屋外で、日陰と日なた両方で色見本を確認しましょう。
・グレージュ(グレー×ベージュ):上品で落ち着きがあり、汚れも目立ちにくい
・アイボリー:温かみがあり、くすみにくい定番色
・ライトブラウン:ナチュラルで周囲に馴染みやすい
1階と2階で色を分けるツートンは、立体感が出て人気。
例:1階→ブラウン、2階→アイボリー/1階→グレー、2階→ホワイト など
外壁だけでなく、屋根や窓枠の色との組み合わせも大切。外壁だけが浮いて見えないよう、全体のバランスを確認しましょう。
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