2025/04/29
コラム
「外壁にひび割れがあるけど、まだ大丈夫かな…」そんな風に思ってつい放置していませんか?実は、小さなひびや塗膜の剥がれが、大きなトラブルへとつながるケースは少なくありません。雨漏りや内部腐食、シロアリ被害など、見た目以上に深刻な影響を及ぼすことも。
この記事では、外壁のひび割れ・剥がれの原因や放置によるリスク、早期対処の重要性について分かりやすく解説します。大切な住まいを守るために、チェックしてみてください。
外壁は毎日、日光・雨・風・気温差などにさらされています。時間とともに塗膜は劣化し、防水性が低下。やがて表面が硬化・収縮し、**ヘアクラック(細かいひび割れ)**が発生します。
地盤の揺れや建物の収縮・膨張などによっても外壁にストレスがかかり、ひび割れが生じることがあります。特にモルタル外壁では、構造クラックが出やすい傾向にあります。
塗装時の下地処理が不十分だったり、塗料の塗り重ねが不適切だった場合、数年で塗膜の剥がれが起きることも。信頼できる業者選びも非常に重要な要素です。
小さなひびでも、放置すれば壁の内側まで雨水が侵入し、柱や断熱材にダメージを与えます。雨漏りが起きてからでは補修費用も高額に。
塗膜が剥がれている箇所は、外壁材がむき出しの状態。水分を吸収し続けると、膨張→浮き→剥落という流れで劣化が加速します。重症化すると部分張り替えが必要になることも。
外観の劣化は見た目の印象を大きく損ない、住宅の資産価値にも影響を与えます。特に売却や賃貸を検討している場合には、早めの対応が重要です。
幅0.3mm以下の細かいクラックは、下塗り材やシーラーで埋めて塗装すれば対応可能。劣化が軽度なうちに補修すれば、費用も抑えられます。
幅0.3mm以上のクラックは、VカットやUカット工法で補修後に塗装を行う必要があります。放置すると構造部分への浸水リスクが高まるため、早急な対応が必要です。
剥がれが見られる場合は、旧塗膜を除去し、下地から再処理する必要があります。再塗装だけでは不十分なことが多いため、経験豊富な業者に依頼しましょう。
外壁の状態は数か月に一度、自分の目で確認するだけでも早期発見につながります。特に北側や日陰の壁、窓まわりは劣化が進みやすいので要チェック。
自分では判断が難しいクラックや剥がれも、塗装業者の無料点検で明確になります。早めの相談が、後の大きな出費を防ぐカギです。
ひび割れが起こりやすい外壁材には、弾性塗料や微弾性フィラーを使うなど、素材に合った対策が重要です。業者の提案内容もよく比較しましょう。
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