2025/05/02
コラム
外壁塗装は建物を美しく保つだけでなく、風雨や紫外線から守る重要な防御壁です。しかし、知らず知らずのうちに「外壁の劣化を早めるNG習慣」を続けていると、塗膜の寿命が短くなり、再塗装や修繕の頻度が増える原因に。
この記事では、日常生活の中で気をつけたい外壁に悪影響を及ぼす行動や習慣を具体的にご紹介します。長く快適に住まうために、今すぐ見直しておきましょう。
外壁の汚れを落とすために家庭用高圧洗浄機を使用する方も多いですが、強すぎる水圧は塗膜を剥がし、劣化を早める原因に。特にサイディングやモルタルは注意が必要です。
つる植物の設置や、外壁に直接フックや装飾品を取り付けることは、塗膜を傷つけたり湿気をためやすくする要因になります。これにより、外壁の表面から水が染み込みやすくなり劣化を促進します。
エアコン室外機や園芸用品などを外壁の近くに密集させて置くと、通気性が悪くなり湿気がこもります。これにより、塗膜や外壁材が常に湿った状態になり、コケやカビが発生しやすくなります。
雨樋の詰まりは雨水のオーバーフローを引き起こし、外壁に直接水がかかる原因となります。塗装面への過剰な水分は、劣化や膨れ、剥がれを招くため定期的な点検が必要です。
「これくらいなら問題ない」と小さな外壁のクラックや剥がれを放置すると、そこから水分が侵入し内部の劣化が急速に進行します。初期対応の遅れが大きな補修費用につながるケースも少なくありません。
塗装は永遠に持つものではなく、一般的には10年程度で劣化が始まります。見た目に問題がなくても、防水性が落ちていることも多いため、定期的な点検と早めの再塗装を心がけましょう。
市販の強力な洗剤や漂白剤は、外壁の素材や塗料に適さないことが多く、表面を傷めてしまいます。特に塗装表面を化学的に分解してしまう洗剤は避けるべきです。
外壁の掃除を雨の日や強い日差しの中で行うと、水分の乾き方にムラが生じたり、洗剤が乾燥してシミの原因になることも。外壁の清掃は天候と時間帯を選びましょう。
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