2025/05/16
コラム
「近くで工事しているので、お宅も点検しませんか?」――突然の訪問営業に戸惑った経験はありませんか?塗装業界では、訪問営業によるトラブルが後を絶たず、不安を抱える方も多いはずです。しかし、すべての訪問営業が悪質というわけではありません。大切なのは「信用できる業者かどうか」を見極めること。
本記事では、訪問営業の見分け方と判断のポイントをわかりやすく解説します。
訪問営業には「地域の情報をもとにした提案が受けられる」といったメリットもありますが、中には不安を煽って高額な契約を迫る業者もいます。信頼できる業者との出会いか、トラブルの入り口かは見極め次第です。
・劣化を指摘され、すぐ契約を迫られた
・点検と称して屋根に登り、壊れたと主張
・実際の施工が雑だった、約束と異なった
これらは訪問営業にまつわる典型的なトラブルで、消費者センターへの相談も後を絶ちません。
信頼できる営業マンは、名刺や会社案内を明確に提示します。会社の所在地・連絡先・ホームページなどがしっかり記載されているか確認しましょう。
建設業許可や塗装技能士の資格があるかどうかは信頼性を判断する重要な材料です。許可番号や保険加入の有無についても確認すると安心です。
「今すぐ決めれば半額」「今日だけの特別価格」といったセールストークには要注意。誠実な業者は複数見積もりや家族との相談を勧めます。
訪問営業を受けた際は、即決せず一度持ち帰って検討することが大切です。納得できるまで家族や専門家と相談しましょう。
一社だけの話を鵜呑みにせず、他社にも見積もりを依頼することで価格や提案の妥当性が判断できます。相場を知ることが最良の防衛策です。
万が一契約してしまっても、訪問販売の場合は契約書面受領後8日以内であれば無条件で契約解除が可能です。制度の仕組みを理解しておくと安心です。
「このままだと雨漏りしますよ」「放置すると危険です」など、必要以上に恐怖心をあおる営業は注意が必要です。本当に必要な修繕かどうか、冷静な判断を。
許可なく屋根に登ったり、補修を始めたりする行為はNGです。正式な依頼前に作業を始める業者には警戒しましょう。
相場より大幅に安い見積もりは、後から追加費用を請求されたり、施工品質が著しく低い可能性があります。価格の裏には理由があると心得ましょう。
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