2025/05/19
コラム
外壁や屋根の塗装は決して安い買い物ではありません。だからこそ、施工後の「保証内容」はしっかり確認しておくべき重要ポイントです。塗料の種類や施工内容により保証の範囲や年数は異なり、万が一のトラブル時に対応の可否が大きく分かれることも。
本記事では、塗装工事後の安心を左右する保証の種類やチェックすべきポイントを解説し、信頼できる業者選びの判断材料をご提供します。
塗装の保証は「施工後に不具合が発生した場合、無償で対応する」という約束です。施工不良や塗膜の剥がれなどに対して補償されるもので、依頼者にとって施工品質の安心材料となります。
きちんとした保証制度を整えている業者は、自社の技術に自信を持っている証ともいえます。反対に、保証内容が曖昧な業者は要注意です。
自社保証は施工会社が責任を持つ範囲で、不具合があれば無償で対応。メーカー保証は使用した塗料の不具合に対して塗料メーカーが保証するもの。両方が適用されることもあります。
一般的にアクリル系で3~5年、シリコン系で7~10年、フッ素系では10~15年の保証が設定されます。ただし、施工条件や保証の範囲にも左右されるため、詳細を確認することが大切です。
保証書は必ず書面で交付されるべきです。保証の年数、対象となる不具合、対象外となる事例など、明確に記載されているかチェックしましょう。
塗膜の剥がれ、ひび割れ、色あせなど、具体的にどの症状が補償対象か明記されているかが重要です。外壁のみ、屋根は対象外などのパターンもあるので要注意。
保証期間中に定期点検(1年ごとなど)が義務付けられていることがあります。これは保証を維持するための条件であり、点検を怠ると保証対象外となることも。
経年による自然な劣化や地震・台風などの災害による破損は、基本的に保証対象外とされる場合が多いため、トラブルを避けるためにも事前に把握しておきましょう。
保証内容について丁寧に説明し、リスクや除外条件も正直に伝える業者は信頼できます。曖昧な説明や「全部保証します」など抽象的な説明をする業者には注意が必要です。
保証期間中の点検対応、簡単な補修などのアフターサービスが充実しているかも、業者選びの大切なポイントです。
実際に保証を使った人の口コミや、会社の施工実績・創業年数を確認することで、長く信頼できるパートナーかどうかが判断しやすくなります。
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