2025/06/06
コラム
外壁や屋根の塗装は高額な工事だからこそ、複数社から「相見積もり」を取るのが一般的です。しかし、金額の安さだけで選んでしまうと、後悔する結果になりかねません。大切なのは、金額の内訳や提案内容を正しく比較し、信頼できる業者を見極めること。本記事では、相見積もりを取った際に“本当に比較すべき4つのポイント”をわかりやすく解説します。納得のいく業者選びのヒントとしてご活用ください。
見積書には、塗料の種類や数量、下地処理の内容、足場の設置費用などが明確に記載されているか確認しましょう。「一式」とだけ書かれている場合は、内容が不明瞭で要注意です。
他社より大幅に安い金額には、必要な工程が省かれている、グレードの低い塗料が使われているなどのリスクがあります。安さの理由をきちんと確認しましょう。
同じ工事内容でも、塗料の性能によって耐久性・費用対効果が大きく異なります。シリコン、フッ素、無機塗料などの種類と耐用年数を比較し、自分のニーズに合うか検討しましょう。
信頼できる見積書には、具体的なメーカー名と商品名が明記されています。曖昧な表現(例:高耐久塗料)だけの場合は、実際に使われる塗料が分からないので要確認です。
塗装の仕上がりや耐久性は、塗る前の下地処理に大きく左右されます。高圧洗浄・補修・養生・下塗りなどが含まれているか、工程ごとの作業内容が明記されているかをチェックしましょう。
工事期間が極端に短い場合、乾燥時間が不十分だったり、作業が雑になってしまうリスクもあります。作業日数や工程ごとのスケジュールが明記されているか確認しましょう。
「何年保証か」だけでなく、「どんな不具合が保証対象になるのか」を具体的に確認しましょう。自社保証とメーカー保証の両方があるかどうかもチェックポイントです。
保証書の発行だけでなく、定期点検やトラブル時の対応体制についても比較しましょう。塗装は“施工後の対応”が長い付き合いの始まりです。
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