2025/08/05
コラム
外壁塗装は家を美しく保つだけでなく、建物を外的環境から守る重要な役割を果たしています。しかし、年月とともに塗膜は劣化していきます。その原因の多くは、紫外線や雨風といった自然の力です。これらの影響を放置すると、塗膜が剥がれたり、ひび割れたりするだけでなく、建物自体の劣化にもつながります。本記事では、外壁塗装が劣化する主な原因をわかりやすく解説し、対策方法も紹介します。
紫外線は塗膜の成分を分解し、化学的に破壊する作用があります。特に南面や西面は日照時間が長く、紫外線の影響を受けやすい箇所です。この分解が進むと、色あせやツヤの消失が起こり、最終的には塗膜の剥離につながります。
塗膜の劣化が進むと、手で触ったときに白い粉がつく「チョーキング」と呼ばれる現象が現れます。これは塗料の顔料が分解されて粉状になったもので、明らかに塗り替えのサインです。
長期間にわたって雨水にさらされることで、塗膜の防水性は徐々に失われていきます。特に小さなクラック(ひび割れ)から水分が内部に侵入すると、内部構造の腐食やカビの発生を引き起こす原因となります。
風そのものによる摩耗だけでなく、風で飛ばされた砂やホコリ、落ち葉などが外壁に当たることで、塗膜に細かなキズを与えます。この小さなダメージが蓄積することで、劣化スピードが早まります。
近年では、都市部を中心に酸性雨の影響も懸念されています。酸性雨に含まれる化学物質が塗膜に反応し、塗料の成分を変質させたり、表面をざらつかせたりすることがあります。
寒冷地では、塗膜の中に入り込んだ水分が凍結することで塗膜が膨張し、ひび割れや剥がれが起きやすくなります。こうした凍害は目に見えにくいため、気づいたときには内部まで傷んでいることもあります。
湿気が多い地域では、外壁に藻やカビが発生しやすくなります。これらは見た目の悪化だけでなく、塗膜の劣化やすべりやすさによる危険性を伴うこともあります。
潮風や塩分を多く含んだ空気は、金属部分だけでなく塗膜にも影響を与えます。塩害地域では通常よりも早く塗装が劣化する傾向にあり、耐塩性のある塗料を選ぶ必要があります。
排気ガスや粉じんが外壁に付着することで、塗膜の劣化や変色を早めます。また、排気ガス中の化学物質も塗料に悪影響を与える要因のひとつです。
木や植物が外壁に接している場合、湿気をため込みやすく、カビやコケの発生リスクが高まります。こまめな剪定や壁際の通気確保が重要です。
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