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2025/09/05

コラム

子育て世帯が知っておきたい外壁塗料の安全性


外壁塗装を検討する子育て世帯にとって、価格やデザインと同じくらい気になるのが「塗料の安全性」。特に小さな子どもがいる家庭では、空気中の成分やにおい、人体への影響が心配という声も少なくありません。実は、塗料の種類によっては、アレルギーやシックハウスの原因になり得る成分が含まれていることも。本記事では、子どもがいる家庭が安心して選べる外壁塗料のポイントや、安全性の高い製品の選び方をご紹介します。

  • 外壁塗料に含まれる化学物質とは?
  • 子育て世帯におすすめの塗料と認証制度
  • 塗装工事中の子どもへの配慮
  • 安全性と性能を両立する塗料選びのコツ

外壁塗料に含まれる化学物質とは?

ホルムアルデヒドとは何か

ホルムアルデヒドは、塗料や接着剤などに含まれる有機化合物の一種で、空気中に揮発するとシックハウス症候群の原因になることがあります。外壁塗装に使う塗料でも、種類によっては微量に含まれていることがあります。

揮発性有機化合物(VOC)の影響

VOC(Volatile Organic Compounds)は、においの元にもなる物質で、塗料の乾燥時に空気中に放出されることがあります。室内塗装に比べ外壁塗装では拡散されやすいものの、子どもやペットへの影響を考えると無視できません。

塗料が乾くまでの期間がポイント

塗装後すぐは、においや揮発成分が多く出るタイミング。とくに塗装工事中や直後の1〜3日は、窓を閉め切る、子どもを室外に避難させるなどの配慮が必要です。

子育て世帯におすすめの塗料と認証制度

F☆☆☆☆(フォースター)塗料を選ぶ

F☆☆☆☆(エフフォースター)は、日本工業規格(JIS)や日本塗料工業会(JPMA)で定められた「ホルムアルデヒドの放散量が最も少ない塗料」に与えられる等級です。子育て世帯にはこの等級以上の塗料を選ぶのが基本です。

水性塗料は溶剤系より安全性が高い

水性塗料は、揮発性有機化合物(VOC)の含有量が低く、においも少ないのが特徴。油性(溶剤系)よりも人体や環境に優しいため、家族が長く住む家には特におすすめです。

国内外の安全認証もチェック

日本国内の認証のほか、EUの「エコラベル」や米国の「Green Seal」など、国際的に安全性が評価されている塗料も選択肢に入れてみましょう。信頼性の高い塗料は価格がやや高めですが、安心には代えられません。

塗装工事中の子どもへの配慮

におい・化学物質への接触を防ぐ

塗装期間中は外壁に近づかないようにし、なるべく子どもを室内に留めておくか、外出する時間帯をずらすなどの工夫が必要です。窓を閉めて、空気清浄機を使用するのも効果的です。

ベランダやバルコニーの使用を控える

ベランダ塗装中は塗膜が乾くまで触れてはいけません。小さな子どもがうっかり触れてしまうと、肌トラブルや塗料の付着事故の原因にもなるため、施錠や立入禁止措置を行いましょう。

近隣への配慮も忘れずに

小さなお子さんがいるご家庭は周囲にも多いことが多く、事前に近隣へ工事内容と期間を伝えることで不要な誤解やクレームを防げます。業者によっては挨拶まわりを代行してくれる場合もあります。

安全性と性能を両立する塗料選びのコツ

「高性能=安全」とは限らない

高耐久・高機能の塗料でも、安全性の視点では必ずしも最良とは限りません。性能だけでなく「成分表示」や「認証マーク」を確認し、家族全員が安心できる塗料を選びましょう。

塗装業者との事前相談が大切

子どもがいることを事前に伝えることで、業者も塗料の選定や工事スケジュールに配慮してくれます。「安全性を重視したい」という希望は、はっきりと伝えておくことがポイントです。

施工後のにおい残りにも注意

塗装後のにおいが気になる場合は、しばらく窓を開けられる時期を選ぶか、換気のタイミングを業者と相談しておきましょう。真夏・真冬の密閉状態ではにおいが残りやすくなります。

外壁塗装は見た目だけでなく、住まいの安全・快適性にも関わる大切な工事です。とくに子育て世帯では、塗料の成分や施工時の影響を考慮し、安全性の高い塗料を選ぶことが欠かせません。F☆☆☆☆や水性塗料などを基準に選ぶことで、子どもや家族にやさしい住環境を守ることができます。施工中の注意点を理解し、信頼できる業者とよく相談することで、安心・安全な塗装リフォームを実現しましょう。

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