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2025/09/17

コラム

なぜ相見積もりで金額がバラバラになるのか?


外壁塗装を依頼する際、多くの方が「相見積もり」を取って比較検討されます。しかし、提示される金額が10万円以上異なることも珍しくなく、「安い方がいいの?」「高い方が安心?」と迷う方も多いでしょう。実は、見積もり額の差には明確な理由があります。本記事では、相見積もりで価格差が生まれる背景と、その見積もりの「どこを見るべきか」、そして失敗しないための比較ポイントを解説します。

  • なぜ見積もり金額に差が出るのか?
  • 「安すぎる見積もり」の落とし穴とは?
  • 信頼できる見積もりを見極めるポイント
  • 相見積もりを取る際の注意点

なぜ見積もり金額に差が出るのか?

使用している塗料のグレードが違う

塗料にはシリコン、フッ素、無機など多くの種類があり、耐久年数や価格が異なります。業者によって選定する塗料が違うため、当然見積額にも差が出ます。

含まれている工事内容が異なる

一方では足場代や高圧洗浄、シーリング工事が含まれていても、別の業者ではオプション扱いになっていることも。見積書の「工事項目」に注目する必要があります。

塗布回数や塗る範囲の違い

「3回塗り」が標準ですが、中には「2回塗り」で安く仕上げる業者もいます。また、塗装する面積を控えめに見積もることで価格を抑える手法もあるため注意が必要です。

人件費や管理費の差

自社職人による施工か、外注業者かによっても費用は変動します。また、現場管理や保証内容にコストをかける会社は、その分金額が高めになる傾向があります。

「安すぎる見積もり」の落とし穴とは?

手抜き工事の可能性

極端に安い見積もりには、塗料の希釈率を守らない、下塗りを省略するなどの「見えない手抜き」が潜んでいるケースも。施工後すぐに不具合が出る恐れがあります。

工事項目が不明確

「一式」という表記でごまかされている場合、具体的にどのような作業が行われるのかが分からず、トラブルの原因になります。詳細な内訳があるかを確認しましょう。

アフターサービスや保証が不十分

工事後の保証がない、もしくは有償であるケースもあります。金額だけで判断せず、「どんなサービスが含まれているのか」も重要な比較ポイントです。

信頼できる見積もりを見極めるポイント

面積や塗料の数量が明記されているか

見積書には、塗装する面積や使用する塗料の量が明確に記載されているかをチェック。これにより、工事の適正さが見えてきます。

各工程の内容が具体的か

「下地処理」「下塗り・中塗り・上塗り」などが丁寧に書かれている業者は、施工内容にも誠実である可能性が高いです。

施工写真の提示があるか

過去の施工例や、見積段階での現地調査写真などを提示してくれる業者は、現場の状況に応じた適正価格を出している証拠です。

担当者の説明が丁寧か

価格や内容について質問したとき、分かりやすく説明してくれる担当者かどうかも重要です。「価格だけ」で判断せず、対応力も比較材料になります。

相見積もりを取る際の注意点

同じ条件で依頼する

塗料の種類や塗装箇所、工事範囲などを統一して依頼しないと、正確な比較ができません。「同じ条件」で見積もりを出してもらうことが大切です。

3社前後がベスト

あまり多くの業者に依頼すると情報が混乱しがちです。比較しやすく、対応もしっかり見極められる3社程度を目安にするとよいでしょう。

安さより「納得感」で選ぶ

単純に一番安いから、という理由で選ぶと失敗しやすくなります。内容と価格のバランス、保証、信頼性など「納得できるか」が判断基準です。

相見積もりで金額がバラバラになるのは、塗料のグレードや施工内容、含まれる作業の違いが理由です。見積書は単なる「価格表」ではなく、業者の姿勢や誠実さが現れる大事な情報源。安いから得、高いから安心とは限りません。大切なのは、内容をしっかり見極め、自分にとって最も「納得できる提案」をしてくれる業者を選ぶことです。相見積もりをうまく活用して、後悔のない外壁塗装を実現しましょう。

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