2025/10/01
コラム
「見積もりどおりだと思っていたのに、あとから追加料金を請求された…」――外壁塗装や屋根塗装でよく聞くトラブルのひとつです。その原因の多くは、見積もりに含まれていなかった“盲点部位”の存在。細かい部位や説明のない付帯部分が対象となることも多く、施主側では気づきにくいのが実情です。本記事では、追加請求が起こりやすい部位とその対策をわかりやすく解説します。トラブル回避のために、ぜひチェックしておきましょう。
外壁や屋根以外の細かな部位は「付帯部」とまとめられがちですが、詳細を記載しない業者も多く、後々「ここは含まれていませんでした」と言われることも。
施工中に発見される木部の腐食や、下地の剥がれ、ひび割れ補修など、当初見積もりにはない追加作業が発生するケースもあります。
現地調査が短時間だったり、写真撮影のみで済まされると、細部の確認が不十分となり、後から「予定外」の扱いにされやすくなります。
見上げないとわかりづらく、見積もりに含まれていないことも多い箇所。傷みやすく塗装の必要性が高いにも関わらず、見落とされがちです。
雨樋の塗装や交換は外壁塗装のタイミングで行うことが多いですが、「塗る」と「交換」では費用が大きく異なります。どちらが含まれているのか要確認です。
金属製のものが多く、塗装の際にケレン(サビ落とし)が必要になるため、手間がかかります。見積書に記載がないと追加請求の対象に。
防水処理が必要な場合もあり、外壁塗装とは別扱いになることも。塗装範囲の確認が甘いと、後で「別料金」となりやすい部分です。
意外と目立つ部分ですが、付帯塗装に含まれていないことも。美観に影響するので、見積もりで要確認。
「外壁一式」などの表現ではなく、軒天・雨樋・戸袋など、具体的な名称で明記してある見積もりが安心です。内訳が細かいほど、誠実な業者の可能性が高まります。
業者任せにせず、自ら立ち会って気になる箇所を質問・確認することで、漏れのない見積もりにつながります。
「途中で追加になることはありますか?」と事前に確認しておくことで、後からのトラブルを未然に防ぐことができます。
優良業者は、見積もり時点で「ここは別料金になります」と明確に伝えてくれます。曖昧な業者は、注意が必要です。
細かい部位まで撮影し、見積書と合わせて丁寧に説明してくれる業者であれば、安心して任せられます。
項目が曖昧、説明が少ない見積書は要注意。契約書においても、追加費用の扱いが明記されているか確認しましょう。
大和装業株式会社へのお見積りや、ご質問等お問い合わせは以下より行っていただけます