2025/10/14
コラム
「外壁塗装の見積もりは〇〇円」と聞いて安心していたのに、工事が始まってから「追加費用が必要です」と言われて戸惑った…そんな経験はありませんか?実は、外壁塗装は他の工事と比べても、追加料金が発生しやすい工種のひとつ。見積もり時に確認しきれない部分や、作業中に見つかる劣化など、さまざまな理由があります。本記事では、追加料金の主な発生理由と、トラブルを防ぐための対策についてわかりやすく解説します。
見た目では分かりにくい下地の剥がれや腐食、クラック(ひび割れ)などは、足場を組んでから気づくこともあります。このような修復作業が発生すると、追加費用が必要になります。
見積もりに含まれていなかった付帯部(雨樋、シャッターBOX、ベランダなど)も塗装したいと工事中に変更になると、その分の費用が加算されます。
雨や強風による作業の中断、予定の塗装スケジュールの変更によって、日数が延びたり、人件費がかかったりする場合もあります。
見積もり時点では通常の足場で済むと思われていたが、実際には隣家との距離が近い・敷地が狭いなどの理由で、特殊な足場や仮設設備が必要になり、費用が追加されることがあります。
「外壁塗装一式」と記載されている見積書は、具体的にどこまでが範囲に入っているのかが不明確。軒天や破風、雨樋などが「含まれていない」ケースが多く、別途請求になることも。
本来はセットになっているはずの作業が、安く見せるために省略されていたり、別途請求の形にされているケースもあるので要注意です。
当初の色指定と変更があった場合、その準備や塗料費用が追加になることもあり、色変更も料金に影響するポイントです。
劣化箇所や補修が必要な部分をその場で確認しながら説明を受けることで、見積もりの精度が上がります。
「足場」「洗浄」「塗装(各工程)」「養生」「付帯部」などの詳細な記載がある見積書なら、追加が出にくくなります。
「この金額で最後までやってもらえるのか」「別料金になる可能性があるとすればどの部分か」を契約前に明確にしておくことで、安心して任せられます。
途中で内容変更がある場合は、口頭ではなく書面で確認し、どの部分にどれだけの費用が追加になるのか明確にしてもらいましょう。
良心的な業者は、追加が起こりうるリスクを最初からきちんと説明し、必要に応じて予備予算を伝えてくれます。
劣化部の発見や作業の進捗状況を写真付きで報告してくれる業者は、透明性があり、信頼度が高い傾向があります。
追加費用がある場合の条件を契約書に明記してくれる業者なら、トラブルの心配が少なくなります。
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