2025/10/21
コラム
外壁塗装を依頼して工事が終わったあと、「あれ?この部分は塗られていない…」と感じた経験はありませんか?それは決して珍しいトラブルではなく、多くの方が「ここも塗ってくれると思っていた」と誤解してしまう箇所が存在します。塗装工事は「当たり前に含まれている」と思っている部分が、実は別料金だったり、見積もり対象外だったりすることも。本記事では、よくある“思い込みによる後悔”と、その防ぎ方を解説します。
工事完了後に家を見て、「雨樋が古いまま」「ベランダの床は塗られてない」「門柱の色が変わっていない」など、期待していた部分が塗装されていないことに気づくケースは少なくありません。
お客様側は「見積もりに書いてなくても、当然セットで塗るだろう」と思っていても、業者は「見積書に明記していない箇所は対象外」というスタンス。この食い違いがトラブルのもとになります。
「やっぱりこの部分も塗ってください」と追加依頼をした場合、足場を解体した後では別途足場を組み直す必要があり、費用がかさむこともあります。
外壁と屋根ばかりに目がいきがちですが、実は家の印象を大きく左右するのが付帯部。見積書に「付帯部塗装」や「破風・雨樋含む」と書かれているか確認が必要です。
防水処理が必要なベランダ床は、外壁塗装の範囲に含まれていないことが一般的です。塗装というより“防水工事”の扱いになるため、別途確認が必要です。
家本体以外の外構部分は、基本的に塗装範囲外とされることが多く、「ここもきれいにしてくれると思っていた」と後悔する声がよく聞かれます。
細かい金属部や設備周辺は、塗装の可否がケースバイケース。業者によって塗る・塗らないが分かれるので要注意です。
業者と一緒に現地をまわり、「ここは塗る」「ここは塗らない」という認識をすり合わせておくと、誤解を防げます。スマホで写真を撮っておくのもおすすめです。
「外壁一式」や「付帯部一式」といった表現には要注意。できるだけ細かい記載があるか確認し、気になる箇所が入っているかを確かめましょう。
「この部分も含まれていますか?」と事前に確認することで、契約後の後悔を避けられます。質問に丁寧に答えてくれる業者は、信頼できる証拠でもあります。
図面や撮影画像にマーキングして、「ここまで塗ります」と明確に伝えてくれる業者は、後々の認識違いを未然に防ぎます。
丁寧な業者は、あえて塗装対象外の箇所についても説明してくれます。「ここは対象外ですが、ご希望あれば追加可能です」といった提案もしてくれるのが特徴です。
追加費用が発生する可能性がある場合も、契約時点で説明・記載がある業者は、誠実な対応をしてくれることが多いです。
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