2025/10/28
コラム
「外壁塗装って、どこも同じだと思っていた」「見積書の“一式”に全部含まれていると思っていた」──こうした思い込みが、塗装工事の失敗やトラブルを引き起こす原因になることがあります。特に初めて外壁塗装を依頼する方にとって、常識だと思っていたことが実は勘違いだった…というケースは少なくありません。この記事では、塗装工事でよくある“思い込み”を取り上げ、その誤解がどんなリスクを招くのか、正しい知識と対策をお伝えします。
見積書の「外壁塗装一式」という表記には、具体的な作業内容が書かれていないことが多く、塗装範囲や工程に“抜け”が発生してしまうことがあります。
「当然セットだと思っていた」養生費や足場代、高圧洗浄などが、別料金で請求されて驚くというケースも珍しくありません。
破風板、雨樋、軒天などの付帯部が含まれていると信じていても、実際には一部だけ対象になっていることも。確認は必須です。
価格が高い=信頼できる、というわけではありません。適正価格で丁寧な工事をしてくれる業者も多く、見極めが重要です。
極端に安い場合は、塗料の質や施工の手間を省いている可能性があります。後から追加費用が発生することもあるため、総額だけで判断しないことが大切です。
塗料の「使用量」や「下塗り・中塗り・上塗りの回数」など、施工方法で価格が変わることがあります。塗料名だけで判断せず、施工条件も確認しましょう。
全国展開の業者であっても、実際の施工は地元の下請け業者に丸投げされる場合があり、品質に差が出ることもあります。
地域密着型の業者は、評判が命。アフターフォローやトラブル対応に迅速で、結果的に安心できることも少なくありません。
業者選びは、規模よりも「実績」「提案内容」「説明のわかりやすさ」「担当者の対応」で見極めるべきです。
「この色は避けたい」「雨樋も塗ってほしい」といった希望は、しっかり言葉で伝えなければ伝わりません。
「細かすぎて聞きづらい」と感じることも、納得できる工事には必要な確認事項。遠慮せず相談しましょう。
口頭だけではなく、確認内容や変更点は書面(契約書や追加書類)で残すことで、トラブルを防げます。
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