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2025/11/25

コラム

勾配の違いで塗装方法も変わる?屋根の傾斜別メンテナンス術


屋根の塗装やメンテナンスは「屋根材の種類」で決まると思われがちですが、実はもう一つ重要な要素があります。それが“勾配(こうばい)”=屋根の傾きです。屋根の傾斜角度によって、雨水の流れ方や日当たり、汚れやすさが変わり、結果として塗装方法やメンテナンスの頻度にも差が出てきます。本記事では、屋根勾配の違いが塗装工事に与える影響と、勾配別に知っておくべきメンテナンスのポイントをご紹介します。

  • 屋根勾配とは?基礎知識を押さえよう
  • 傾斜別に見る塗装・メンテナンスの注意点
  • 勾配によって起きやすい劣化症状の違い
  • 勾配をふまえたメンテナンス術とは?

屋根勾配とは?基礎知識を押さえよう

勾配=屋根の傾きのこと

屋根勾配とは、屋根がどれくらいの角度で傾いているかを示すもので、「○寸勾配(すんこうばい)」という表現で表されます。例えば4寸勾配なら、10cm進むごとに4cm高さが上がる傾きです。

勾配が違えば雨水や風の影響も変わる

傾斜が急な屋根は雨水の排水がスムーズで汚れがつきにくい一方、緩やかな屋根は雨水が溜まりやすく、劣化しやすくなります。

屋根材選びや工法にも影響

同じ屋根材でも、勾配によって施工方法や使用する塗料の種類、必要な下地処理が変わることもあります。

傾斜別に見る塗装・メンテナンスの注意点

急勾配(6寸以上):足場や安全対策が必須

急勾配の屋根は高所作業のリスクが高いため、塗装工事には足場や安全装置の設置が不可欠。作業コストも若干上がる傾向があります。

中勾配(4~6寸):バランスの取れた標準仕様

雨水も適度に流れ、施工も安定して行える標準的な角度。塗装メンテナンスも最も計画しやすいタイプです。

緩勾配(3寸以下):塗料選びと防水性がカギ

水はけが悪いため、防水性に優れた塗料や下地処理が重要。勾配によっては通常の塗装ではなく、防水塗装を検討することも。

勾配によって起きやすい劣化症状の違い

急勾配:色あせや紫外線劣化

傾斜がきつい分、直射日光が当たりやすく、色あせや塗膜の劣化が起きやすくなります。遮熱・耐候性のある塗料が有効です。

緩勾配:コケ・藻・雨染みの発生

水が溜まりやすいため、コケや藻が繁殖しやすく、美観を損なうだけでなく屋根材自体の寿命も縮めます。

強風による影響の差

傾斜が緩い屋根は風を受けにくいですが、強風時には水の逆流が起こりやすく、雨漏りのリスクが高まります。

勾配をふまえたメンテナンス術とは?

現地調査で勾配を正確に把握する

屋根の勾配は専門家でなければ正確に測れないため、まずは業者による現地調査が第一歩です。

勾配に合った塗料・工法を選定

緩勾配には防水性の高い塗料、急勾配には高耐候性の塗料など、勾配に応じた材料と工法の選定が大切です。

勾配によって塗装費用も変わる

勾配が急なほど施工難易度が上がるため、塗装費用も高くなる傾向があります。見積書に明記されているか確認を。

勾配に応じた点検サイクルを

緩勾配屋根は定期的なコケ・藻の清掃が必要ですし、急勾配屋根は塗膜の劣化チェックを怠らないようにしましょう。

屋根の勾配は、ただの角度の違いではなく、塗装の方法や使用塗料、そして将来のメンテナンス頻度までも左右する重要な要素です。「屋根材だけ見て判断していた」という方は、ぜひ“勾配”にも注目してみましょう。見えない屋根の傾きだからこそ、信頼できる業者に正しく調査してもらい、自宅の屋根に最適なメンテナンス計画を立てることが、住まいの寿命を延ばす最大のポイントです。

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