2025/12/02
コラム
「そろそろ塗装が必要かな…」と思ったとき、屋根塗装と防水塗装を“別々”に検討していませんか?実はこれらの工事は、同時に行うことで大きなメリットがあります。たとえば、足場の費用を1回で済ませられることや、住まい全体の耐久性を一気に高められる点が挙げられます。しかし同時施工には注意すべき点も。この記事では、屋根塗装と防水塗装を一緒に行うことで得られるメリットと、見落としがちな注意点について詳しく解説します。
屋根材の劣化を防ぎ、見た目の美しさを保ちつつ雨風から家を守る塗装です。主に「美観維持」「防水補助」「耐久性向上」の目的があります。
屋上・バルコニー・ベランダなどからの雨水の侵入を物理的に防ぐための塗装工事。防水層を形成し、建物内部へのダメージを抑える役割があります。
屋根塗装はあくまで屋根材の保護であり、防水層の形成とは異なります。両者は目的も施工法も異なるため、正しい理解が必要です。
足場代は10~25万円前後が相場。屋根と防水を別々に施工すると、それぞれで足場費用が発生しますが、同時施工なら1回で済むため経済的です。
2回に分けて行うよりも、工事日数をまとめられるので、騒音や通行制限などストレスの少ない施工が可能になります。
同じ工程で複数の職人を手配できるため、人件費や段取りの効率化にもつながります。
防水層と屋根塗装を同じタイミングで行うことで、次回のメンテナンススケジュールをまとめやすくなります。
「屋根だけきれいにしてベランダは放置」では、結局別の場所から水が侵入する可能性も。同時施工で雨水トラブルを一気に予防できます。
屋根とベランダの見た目が統一され、住宅の美観も向上します。
屋根と防水、どちらも得意な業者に依頼することが重要です。片方しか専門でない場合、仕上がりにムラが出る可能性も。
塗料の種類、防水層の工法(ウレタン・FRPなど)について事前に仕様を説明してもらうことで、後々のトラブルを防げます。
屋根や防水は雨天で工期が延びる場合も。天候リスクを想定した工程管理ができているか確認しましょう。
初期費用が高く見えるため不安になる方も多いですが、長期的には2回施工するより安く済むことを忘れずに判断しましょう。
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